2011年6月9日木曜日

美しい世界に嫌われるとしてもそれでいいよ君に出会えてよかった

面白そうだなと思ったことをすごく小規模(てゆーか家)でやってみて、
面白きことの根っこをつかもーーー

ってことで、やってみた。6月企画『B級たからもの選手権』
概要
「これ、すごくない?!」

誰にだってたからものはある。でも、その熱をいくら伝えても、伝わらなかった経験ってないかい?例えば、雑誌の切り抜きだったり、コンサートのフライヤーだったり。
あーこれ、きっと誰もわかってくれないだろーなー、でも、これのここがいいんだよねーっていう『B級』なたからものを持ち寄ってプレゼンする大会してみようじゃないか!
ルール
審査員には「それいいね!チップ」が10枚ずつ渡されています。
1:プレゼンターはまず、自分がたからものだと思ってるものを披露。簡単な説明を行う。
2:審査員はここで一度「それいいね!チップ」をいいね!と思った分だけ積み上げる。
3:その後、プレゼンターがそれのどこがいいか、熱っぽく伝え、最後にもう一度、審査員が「それいいね!チップ」を積み上げたとこで終了。

ポイントは、最後のチップ数と最初のチップ数の差で表します。
これは、B級である証(伝わらないけど、本気で伝えるとたしかにすごい宝物)を判定するためには、共感度の変化をみないといけないからです。(最初にチップが多い=すでに共感を得てるってこと)
やってみての感想
楽しかった!というか、人のプレゼンを聞いてるとどんどんたからものが出てきた。
この「自分のたからものを出したくなる」感が非常にいい。
それと、人が出したたからものに対して「だったら、それよりもこっちが」っていう、プライドというか意地の張り合いをする感じも非常にいい。
あと「あーそれなら家にもっといいのあったのに!」っていう口惜しさも残るね。

システム的には、チップを出す基準がちょっとあいまいで(まあ、これが曖昧だからいいといえるけど)果たして勝ったと言えるのか的な疑問は残る。
でも、差で測るというのはとてもよい考えだったとおもう。これいいでしょ!ってものが、最初からいいね!ってチップ置かれたら、あーB級じゃないんだよな、これ、A級なんだなーって思えたから。ナイス!俺!って思った。

さてさて、そんな感じで、
自己主張「自分のたからものを出したくなる」
自己主張「だったら、それよりもこっちが」
口惜しさ「あーそれなら家にもっといいのあったのに!」
やっぱり、「みんなこれ分かってよ!」「それならこっちのほうがいいでしょ!」っていう自己主張と承認欲求がこの企画の根源かなって思いました。
次回するなら
ひとりひとりのプレゼンでもいいんだけど、自分のたからものをみんながノセていく方が面白いかもしれない。
大喜利で言うところのかぶせていくってイメージ。どんどんくだらないたからものが出てきて、時には「おーすげ!」ってなり、時には「それはないでしょ」ってオチが付く。
ソッチの方がシステム的には完成されているように思う。

そのためにはプレゼンターは自宅にいたほうがいいな。それをUstとかで一斉に流しながら、視聴者にポイントを入れてもらう。まぁ、そんな回線結ぶことはできないから実現はしないだろうけど。。。
まとめ
ひとりひとり壇上に登ってプレゼンする「正統派大喜利型」
プレゼンに対してちょっと待ったコールをかけてかぶせていく「かぶせ大喜利型」
僕は、後者のほうが断然好きなんだなってあらためて思った。

前者のほうがまとめやすいし、場も見えやすい。後者はともするとどこに転ぶかわからない。リスクが高い。でも、その場をコントロールできるだけのことができたら、きっと、その熱は正統派をはるかに凌駕すると思う。
「この後どうなるんだろー」っていうわくわくを見てる人も、話してる人も、運営してる人も強く感じられる、そんなのが好きなのかなって思った。

ま、でもこれを本当に万人向けのイベント・コーナーにするには工夫がもう5段くらい必要なんだろうな。。。
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