でも、あんまりオレンジジュースが好きって言わないんです。
愛媛県人だねって言われたくないから。
基本、ツンデレというかあまのじゃくなので、好きは嫌いって言います。
とても尊敬しているひとと話した。久しぶりに。
とても尊敬しているひとの話を聞いた。久しぶりに。
その人はとてもとてもすごい人で、時代の最先端を走っている。(と自分で言っている)
ひとつひとつの言葉、ひとつひとつのやりとり、ひとつひとつの考え方。
すべてがひとつにつながっている。
そこがとてもかっこよく、そこに嫉妬する。
その人の言葉だけ聞きながら(前に清水さんがいたから見えなかったの)
あることを考えていた。
僕の哲学はどこにあるんだろうと。
本当にステキなものというのは、なにかその人の哲学の現れだと思う。
ずっとずっと考えてきたこと、ずっとずっと心のなかで育ててきたもの。
そういうものの現れだと思う。そう、ふと思った。
その人を見ていると、自分に足りないところばかりがわかる。
でも、足りないことを足したところでステキにはなれない。
自分の哲学を育てて、自分の表現を作らないといけない。
今の僕にはそれがない。
それを育てる方法を考えてみる。
ひとつは、すごいと思える人の後ろを走って、その中で自分を育てること。
もうひとつは、その人から離れて、自分で自分を育てること。
僕はなぜか、後者を選ぼうと思ったんだ。
どっちも選びたい自分がそこにはいた。どっちも大好きな自分がいた。
だけど、やっぱり自分でやってみたい。誰かの後ろをついていくのは性に合わないんだ。
そう思った自分を今は大切にしてあげたいなって思った。
なんだか誤解を生む表現な気がするけれど、
でも、何が嫌か分かっていて、何が足りないか分かっていて、何を磨けばいいか分かってて、そこまで分かっているのなら、自分の性格上、自分で考えたほうがいいんだと思う。
そしていつか、なにか自分の哲学のカケラを見つけたら、尊敬する人たちに見せて、耳をすませばの西おじちゃんみたいなシーンを演じてみたいなと思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿