2011年6月3日金曜日

僕は世界に二人いる

オレンジジュースってやっぱうめーなーって思ったんです。
でも、あんまりオレンジジュースが好きって言わないんです。
愛媛県人だねって言われたくないから。
基本、ツンデレというかあまのじゃくなので、好きは嫌いって言います。


とても尊敬しているひとと話した。久しぶりに。
とても尊敬しているひとの話を聞いた。久しぶりに。

その人はとてもとてもすごい人で、時代の最先端を走っている。(と自分で言っている)
ひとつひとつの言葉、ひとつひとつのやりとり、ひとつひとつの考え方。
すべてがひとつにつながっている。
そこがとてもかっこよく、そこに嫉妬する。

その人の言葉だけ聞きながら(前に清水さんがいたから見えなかったの)
あることを考えていた。
僕の哲学はどこにあるんだろうと。
本当にステキなものというのは、なにかその人の哲学の現れだと思う。
ずっとずっと考えてきたこと、ずっとずっと心のなかで育ててきたもの。
そういうものの現れだと思う。そう、ふと思った。

その人を見ていると、自分に足りないところばかりがわかる。
でも、足りないことを足したところでステキにはなれない。
自分の哲学を育てて、自分の表現を作らないといけない。
今の僕にはそれがない。


それを育てる方法を考えてみる。
ひとつは、すごいと思える人の後ろを走って、その中で自分を育てること。
もうひとつは、その人から離れて、自分で自分を育てること。
僕はなぜか、後者を選ぼうと思ったんだ。
どっちも選びたい自分がそこにはいた。どっちも大好きな自分がいた。
だけど、やっぱり自分でやってみたい。誰かの後ろをついていくのは性に合わないんだ。
そう思った自分を今は大切にしてあげたいなって思った。

なんだか誤解を生む表現な気がするけれど、
でも、何が嫌か分かっていて、何が足りないか分かっていて、何を磨けばいいか分かってて、そこまで分かっているのなら、自分の性格上、自分で考えたほうがいいんだと思う。
そしていつか、なにか自分の哲学のカケラを見つけたら、尊敬する人たちに見せて、耳をすませばの西おじちゃんみたいなシーンを演じてみたいなと思った。
おすすめエントリ

0 件のコメント:

コメントを投稿