2011年2月26日土曜日

コミュニケーションなんてキャッチボールじゃなくていい

人は、人の話を自分の文脈でしかとらえられない。
彼が言っている匂いは、ぼくの想像する匂いとは違うかも知れないし、
彼が感じた体験は、ぼくの想像するそれとは全く関係ないかもしれない。

それでも、目の前で「自分」と「自分の考え」について、語ってくれる人を目の前にして、僕は「僕の生きてきた文脈」でとられたくないなっておもったんだ。
それはとても失礼なことなんじゃないかって。

たとえば、相手がコピーの書き方について語っているときに、自分の人生に置き換えれば、数学をやっていたあの場面に似てるなっていう翻訳をすることができる。
そのほうが、理解しやすいから。
でも、それは彼の体験の近似でしかない。
どれだけ、翻訳をしても、彼が体験したものと同じ体験を感じることはできない。

だったら、結局わからないかも知れないけど、全然理解出来ないかも知れないけれど、
「素」のままをうけとれないかなって。
彼が伝えたいのは、その体験ではなく、その奥にあるなにかかもしれない。
言葉には出てきていない、非言語的なものかも知れない。
僕の体験と想像では全く想像もつかないものなのかも知れない。

だから、僕はぼくの文脈で、彼の言ってることを理解するのではなく、もう、全身全霊できいてやろうじゃないかって。



そうおもったんだ。結果、

オリジナリティっていうのは、他に置き換えられないこと
ふるいにかけることで言葉を落としていく
言葉のざらつき、肌触わり
笑いとは緊張と緩和
消毒液のたとえ

ぜんぜんいみわからなくて、さっぱりで、質問すらできなかったし、自分の意見を伝えることすらできなかった。
でも、その感覚をなんとなくではあるけれど、つかんだんじゃないかなって思った。

彼、彼らが教えてくれたのは、言葉では伝えられないものがあるということ。
感覚でしか理解出来ないものがあるということ。

そして、彼、彼らが僕にくれたものは、その感覚にいたる過程ではなく、
その感覚に至ろうとする「熱意」と「決意」だったんじゃないかって思う。

僕は、質問ができなかったんじゃなくて、質問をしなかっただけなんじゃないかって。
だって、いくらでも質問はできたさ。
「それってどういう意味ですか?」
「あなたはそこにいたるためにどんなことをしたんですか?」

でもさ、そんなこと聞いてどうすんの?それと同じことするの?それを参考にするの?

なんか、そんなのつまらなくない?おれは、オレのやり方を考えるよ。そのほうが絶対楽しいじゃん。問題も、答えも、そのヒントですら、僕は聞きたくない。
ただ、そういう事を出来る人がいるってことを、ぼくが憧れていることをやっている人がいるってことを知れればいい。ただそれだけでいい。

改めて、自分がそういう考えを持ってるんだなーっておもった今日の飲み会。(結論までがめっさながいけど。)



彼らが感じる「ざらつき」を体感できるようになるまでどれくらいかかるのか
そもそも自分がどういうところにその「ざらつき」を得られるようになりたいのか



そんなの相変わらず五里霧中なんだけど、次あの人達と飲むときは、がーってしゃべって「どうすっか?」って聞いてみたいなってー思った。
コミュニケーションなんてキャッチボールじゃなくていい。
投げたいところ投げて、捕りたいやつがとればいい。
そいつがまた、がむしゃらに投げ返してくれることを信じて。

2011年2月23日水曜日

ユーストリーム・アイスクリーム

「大喜利をやりたい!」と友達に言われて、先週の金曜日に大喜利をやった。これない人もいたので、その人達向けにUstで中継をしてみた。そしたら、いつの間にか知り合いと、そのまた知り合いまで見てくれて、しかも、大喜利の回答まで参加してくれた。いつの間にか、リアルタイム参加型大喜利になってた。
お題がなくなれば、誰かが助け舟出してくれるし、回答に回答が重なって奇跡的な面白さをうんでいくし。「なんだよ!Ustってこんなにおもしろかったのか!」って思ったのでした。
今まで、何度かUstを使うことはあったけれど、それは、「自分の伝えたいことをみんなに伝える」メディアとしての活用だけだった。そうじゃないんだって、いまさら気づいたので、その時感じた「Ustの可能性」を覚え書き。

■□■面白さが重なっていく
大喜利のおもしろさは、

「ずば抜けておもしろい1つの回答」ではなく
「みんなが面白いことを思いつける切り口」なんだということ。

これは、ぼくの好みかもしれないけど、すげー面白い回答がちょこちょこあるより、人の回答にのっかって、それに付け足していく方が面白いと感じるのです。
面白さが重なっていく感じがたまらない。だって、それは、その時間、その人達がいなければ生まれなかった回答ばかりだから。連続性の中にあるものだから。

そして、それを生みやすいのがUstを使った大喜利のシステムなんじゃないかなと。
例えば、「ビートたけしの最新作がなんとアニメ。さて、そのタイトルとは?」っていうお題。これ、結構難しいと思ったんだよね。広げづらいなって。でも、「崖の上のダンカンこ馬鹿野郎」にはじまり、「ジブリ×たけし軍団」という切り口が生まれてからの回答の倍増っぷり。

・Ustだから、たくさんの人が同時に参加できて、切り口が生まれやすくなる
・twitterだから、たくさんの人がいても、一斉・同時に回答を出すことができて、切り口を拾いやすくなる

これにつきる。これが、僕の感じた大喜利のUstを使った可能性。

■□■Ust大喜利の拡張
このよさを、大喜利だけに閉じ込めておくのはもったいない!というか、僕はどうしても活用したい場所がある。それが「アイデア出し」の場!
ブレストブレストいうけれど、ぼくは、人を集めてアイデアを出すということに、ひとつ疑問を感じている。それは、

「しゃべれるのは基本一人」

その何が嫌か(=非効率に感じるか)っていうと、

「しゃべってない人が心のなかでふと思いついたことにアイデアの種がある」

から。だからこそ、全員からいろいろ意見を吸い上げたり、つまらなくてもいいから言ってみようとかの教訓があるだけれど、それでもやっぱり、しゃべるのは基本一人だし、すべてが吸い上げられるわけじゃない。
そ・こ・に・Ustを使うと、

「しゃべってるときに思いついたことはtwieetすればいい」
「twieetはログとして残るから、話が進んでも参照できる」

これで問題はズバッと解決!すんじゃねーかなーって。




というわけで、百聞は一見にしかず。やってみることにしました。


「金田一少年のUst」
真夜中、一室にこもる参加者それを見守るUst視聴者たち一斉に金田一少年の事件簿の同じ巻の同じ問題編をよみはじめるUst越しに推理を始め、そして・・・


「このコマのここあやしいんじゃね?」
「このセリフ絶対犯人でしょ!」
とかとか。間違ってた方向に進んでなんだよーってなったり、たったひとつのtwieetとヒラメキが重なって、犯人にたどり着いたり。
想像するだけで、わくわくがとまりません。

推理だってブレスト!ここで、ちょっとさらなるおもしろさをつかめたらなーっておもってとりあえずプチ企画。あー募集しないと。というか日程設定しないとー。


そんな雑感でした。

ライバルがいるから人は強くなる

昨日と今日でSLAM DUNKと黒子のバスケというバスケットマンガを読んだ。
最初はただ【90年代・少年ジャンプナイト】をやりたいなーと思ったから、とりあえず、名作を読み返してみるかーってノリだったんだけど、だんだん、

「なんで、この作品は面白いと言われているのか」

っていうのが気になって、じゃあ、バスケットマンガを全部読んで、比較して、どういうストーリー・シナリオが人の心をつかむんだろうってことを研究してみようと相成りました。

「人は何を面白いと思い、何にこころをつかまれるんだろうか」

そういう感覚、そのポイントを考えることが今の自分にとって大事だと思ったから。
とはいえ、全部を読んだわけではないので、上記のことにまとまりをもって書ける考えがなく、とりあえず、チームというものについて思ったことがあったから遺しておく。

■□■ライバルがいるから人は強くなる
湘北は「花道・流川・ゴリ・ミッチー・リョウちん」の5人だったから強かった。これが、「仙道・流川・ゴリ・ミッチー・リョウちん」だったら、そんなに強くなかったんじゃないか。理由は2つ。
・仙道とリョウちん(もしくは流川)のポジションがかぶってる
・流川が仙道と対戦できないので、そんなに開眼しない
ま、マンガにたられば考えたら、いくらでも強くなる方法あるんであれだけど、僕のいいたいことは、
・役割や強みがかぶっていたら、チームとしての力はそれほど上がらない
・むしろ、どちらかの力が発揮されない(されにくい)
・同じような強みの人間は一緒にいるより、敵チームにいたほうが、互いのレベルアップになる
ということ。
最初の2つはわりかし当たり前なんだけど、3つ目はなんかわすれてたなーって感じ。

誰かがリーダーをやってるチームに入るときは、自分のチームに同じようなヤツがいるなら、一緒にいたり、抜くことを考えるより、他のところに行って切磋琢磨したほうがいいんだなーって思った。
たぶん、自分の必要性が弱まった場所にいたところで、自分の力は発揮されないし、レベルも上がらないと思うから。

自分にとってライバルが誰なのか、そいつとどう接したら自分を磨けるのか、そんなことを考えた自分は、

「そんなところに意識がいってるのかー。なんでだろー」

と、自分に疑問が増えたのでした。

2011年2月21日月曜日

先生の言ってることは絶対ですか?

さて、10日間もブログをさぼっていたことになりました。miyoccoです。
もう少し、ブログの方向性とか、もっといろんなひとに見てもらうようにするとか、考えてて筆がとまっておりましたが、んなこと考える前に、ちゃんと書いとけ!って思ったので、
「いざ、再開」です。

※「今週のアイデア」がどんな記事かはhttp://miyocco.blogspot.com/p/blog-page_21.htmlにてー。

■The 進行なう
★☆★ナゾトキ演劇★☆★
“謎解き”と“演劇”をコラボレーションさせた舞台を、劇団鈴木区という劇団と組んで4月に行いまする。私は監修でございます。
監修って何?!なにするの?って未だにおもってますけど、ナゾトキのシステム、シナリオのプロット、WEBのプロモーションの3本柱が決まったので、「好き勝手いってればいいんだな」って、腹くくってます。あ、たかくくってます。

「君の答えが物語になる」

ってのをテーマに「見てるだけじゃつまんない!自分も物語に入っていきたい!」
そんな期待を少しは叶えられるような舞台にしたいなっておもってます。

詳細はこちら→http://suzuki-ku.jugem.jp/?cid=10


★☆★第二回どうでしょうバカ対決・ふじやまわかさぎ釣り大会★☆★
2年前に、周りのどうでしょうバカを集めて決行したこの企画。
群馬の湖で「氷上」わかさぎ釣りやります!って言ってましたが、なんと、20日に禁漁になるらしく(氷が薄くなったため)急遽、富士山のほとりでドーム釣りすることにしました。

人集まったんで、たのしんできます!
http://twipla.jp/events/4899

★☆★ファインダー越しに恋をしよう・東京写真部★☆★
普段の写真をもっと上手に撮りたい!
もっといろんな写真撮れるようになりたい!
感じたものを写真におさめられるようになりたい!

とかとか。初級者だけど写真好きって人はきっとたくさんいるはず!
そんな写真好きが集まって、ちょっといろんな写真撮りに行こうぜ!
ついでにちょっと写真のことも勉強しようぜ!

そんな企画です。
それに、写真ってカメラである風景を切り取る。そういう視点で世界を見てみると、普段の風景もいつもとは違った景色に見えてくる。そんな風に思ってます。日常を刺激に変えて、なにかアイデアとか、情報感度が高まっていけばなーと個人的には思ってます。

コンテンツは次回に向けて、鋭意企画中でございます。

※一回目と二回目の内容はこちら

★☆★C-1グランプリ・BGM王に私はなる!★☆★
C-1グランプリとは……

いまは、キュレーションの時代。

音楽を作を作ることはできなくても、曲を選ぶことで場の雰囲気を操ることができるんじゃないだろうか

ただ聞くだけじゃない、そんな音楽の可能性を見てみたくて、企画してみました。
詳細はこちら→http://twipla.jp/events/5151

★☆★ワークショップクロス★☆★

ぼくの興味はいろいろとあって、それについて話してみたかったり、同じ興味ある人を呼んで語ってみたかったり。そういう野望があります。
でも、ぼくの興味は結構ニッチなので、だったら、ニッチじゃないものとクロスさせて、ワークショップ形式でやってしまえば、ちょっとくらい興味を持ってきてくれるんじゃないか!って思い立ち、2つのテーマを一色たんにしたワークショップを開催することにしました。

いろんな人達を集めて、それぞれの興味を持ち合い、日頃のアンテナ・情報感度が高まっていくような会にしたいなーっておもいます。情報に対する感受性ってとっても大事だと思うので。強制的に広げられる場をつくりたいなーって。

■プログラム
第一回:構造力学×???
第二回:お茶会×名刺作り
第三回:宇宙×スカイプラネタリウム

■日時
宇宙×スカイプラネタリウムは、4月22日からスカイプラネタリウムの第二回目がスタートするみたいなので、それに合わせて、4月くらいにやりたいなと。
第一回は2月に、第二回は3月にやれたらいいな(予定が空いてないけど。。。)

★☆★大人のファミコン大会(ある程度クローズドイベント)★☆★
恒例のファミコン大会。
twitterでなかよくなったメディア系の人たちと月一でやってます。twiplaみて、知り合いがいたら参加してもOKという、なんとも閉鎖的かつぬるいイベント。
ファミコン(ではなくwiiのバーチャルコンソール)で負けた人はテキーラ一気が待っているという。そこが大人です。

トロフィーもあります。次回は4月を予定ー

★☆★AKBダンス部★☆★
AKBのダンスをまじ、マスターしようぜ!っていう部活です。
一回目を終え、わかったことは「ダンスってまじつかれるぜ!」ってことと「反復練習が一番だぜ!」ってこと。いやーなんだかホントに部活みたいだった。

2月中にみんなで集まって練習&覚えたかテスト。

まじで、ちゃんとおぼえてこないと先生におこられるんだぜ!
あー本当に部活みたいだー


■イッツアイデアのみ(やるかどうかは未定)
★☆★小林製薬ナイト★☆★
「小林製薬の製品を1つあげてください」と急に言われたら、そんなにぱっとは答えられないけれど、きっと、いや絶対みんながどれかの製品でお世話になっているはず!
それくらい、いろんなものを世に出している小林製薬さん。

きっとそこには、なんかわくわくすることが潜んでいるはず。

・小林製薬フリークな人
・小林製薬の中の人

そんな人たちを集めて、カルカルとかでイベントやったらとんでもなくフリークで、濃ゆい一日になるんじゃないだろうか。
いったいぜんたい、どんなイベントになるかはわからないけれど、今年中にはやってみたいNo.1なイベントだったので追記しておく。

★☆★恋する・ハニカミプランコンテスト★☆★
恋するハニカミのようなデートプランを考えて、プレゼンするコンテスト。みんながキュンとするプランをぜひとも見てみたいよね!!!

★☆★secret base ~君がくれたもの~『あれから10年』★☆★
ZONEのあの名曲からはや10年。去年そのことに気づいて、ずっとあたためてきた企画。クラブ貸しきって、90年代、2000年代のJPOPかけながらわいわいしたい。
ついでに、参加者は制服しばりとかにもしたい!!!(猟奇的な彼女で、制服をきて、身分証明書をどうどうとみせながらクラブに入っていくシーンの再現)

だってさ、28歳未満はみんな10年前は学生だったんだもの!!!

企画内容は随時アップ中です→http://twipla.jp/events/3926

★☆★N-1グランプリ★☆★
うちのまわりにはナゾトキクラスタが多いのでございます。というわけで、ナゾづくりのチャンピオンを決めるグランプリを作っちまおうと!
解ける人はたくさんいるけど、作り手は少ないから、この再発掘してしまいたいと。
あと、謎を作るときは、実際に誰かにやってみてもらったほうがぐんとよくなるという体験談のもと、作り手の育成という面も!

ま、そんな裏コンセプトはどうでもいいので、謎作りたい人と、謎解きたい人あつめて、
「いちばんすっげーたのしい謎作るのはだれなんだよ!!!」
っていうのを決めたいだけです。

2月26日あたりにやちたかったですが、無理そうです。5日も無理そうです。3月6日でしょうか。平日の夜はダメでしょうか。というかまずは企画概要ですね。

★☆★H-1ぐらんぷり(たぶんクローズドイベント)★☆★
わたしが知らないスゴ品を、あなたはきっと知っている。
4人1組で東急ハンズに出かけて、自分が大好きな品、すごく興味のある品を見つけ、みんなに共有する。その理由やきっかけも。そうすることで自分のアンテナが拡がっていくという試み。です!

以上。ま、これはうちわでやるでしょう。

■以下、説明書くのがめんどくさいからとりあえずはコピーだけ。
俺ジャパン
理科実験WS部→ワークショップクロスに吸収合併?
勝手に広告賞
ビストロmiyocco
生贄のジレンマナイト
リアルライアーゲーム
第二回サバゲー
第二回妄想ナイト
AAA祭・大人の文化祭
大人のドッヂボール
ナゾ地下×改札
理系ナイト・せくすぃー数学→ワークショップクロスに吸収合併?
SCRAP-ARG・正義のヒーロー
ファッションセレクト
マンガ夜話


以上。企画を実行したいけれど、実のところ3週間くらい土日と平日夜がうまっているので、やりたいのにやれない今日この頃のmiyoccoですた。

2011年2月10日木曜日

影があれば必ずそこには光がある

今日はメディア芸術祭に行ってきました。
最近は、自分の感受性を高めたいなって思って、刺激を得られそうな場には必ず誰かを引き連れていくようになりました。自分一人より、誰かと一緒に行くことで、他の人の感想も聞けて、自分にはない視点が得られるおもって。

さて、今日の作品の中で心に残った作品群には共通のテーマがありました。それは、

「光と影」

10番目の感情とか、光と影の箱とか。
光と影ってなんか深いなーって。

ソクラテスのイデアの喩えに
人間は洞窟の中にいて、後ろを振り向く事が出来ない。  
入り口からは太陽(明かり)が差し込んでおり、イデアを照らし洞窟の壁に影を作り出す。
後ろに真の実体(イデア)があることを知らない人間は、その影こそを実体だと思いこむ…
 ってのがあります。

昨日の日記に似ているけれど、僕らが見ているのはその人の影(=ひとつの側面)でしかなくて、実態はもっと奥のほうにあるんだろうなって。

ま、こんな例えしたところで意味はないんだけれど。

光と影をつかった作品群がぼくに何かを語りかけてくるのはなぜなんだろう。
光と影をつかった作品群どうしてこんなにも感じる部分があるんだろう。

そんなことを考えていたら、こんな答えが出てきた。

最新の技術を使う遊びも楽しいけれど、やっぱり、今まであったものを別の視点から捉えて、それをカタチにしていくほうが僕はすきなんだなーっておもったんだ。

2011年2月8日火曜日

3歩進んで2歩下がってみたらいい

昨日、『ほこ×たて』っていう番組を見て、「なんでも燃やせるガスバーナー」vs「なにものも燃やすことのできない壁」の戦いに夏の線香花火にも似た、切なさを感じたmiyoccoです。どーもおばんです。

夜中に書くと誰も見てくれない気がするので、なんとか頑張ってこの時間に書き始めました。さて、その効果やいかに!?

今日のブログテーマは「人の見方」について。今日は、ちょっと真面目に書いてみようかと思う。

人の見方。どう説明したら分かりやすいだろう。例えば、まだ働いたことないのにインターンの経験くらいで偉そうに仕事について語る学生とか、代案も出せないくせに偉そうにアイデアを否定してくるだけの先輩とか。
そういう人を見たとき、僕なら「あーいきがってんなー」とか「あーこの人には相談したくねーなー」とか思います。そういう「人の何を見てどう判断するか」ってことが今日のテーマ。

ちなみに、上にある2人の例は僕のことです。たぶん、こんな学生だったと思います。はい、ぼくだって偉そうだった時期があります。ま、今でもあんまりかわりませんけど。

んで、なにがいいたいかというと、「だれだって未完成で、過程の中にいるんだから、あったかくみまもりましょうよ」ってこと。
あのね、人って未完成じゃないですか。もしかしたら、彼は成長しようとして頑張ってて、そのせいで、いきがってるだけなのかもしれない。もしかしたら、彼は代案出したくてもだせずに苦しんでるだけなのかも知れない。その時の「言葉」「行動」を見ただけじゃ、ひとって判断できないと思うんですよね。
その人の文脈というか生きてきた道があって、そのなかでいま、ひとつの発言、行動をとってるわけで。

「あーこいついきがってんなー」とか「相談したくねーなー」とか言うんじゃなくて、自分にだって未完成なところがあるんだから、「そーだねー」とか言ってその人のその後を見守るのが大人のなんじゃないかなーって。
ちょっと上から目線な感じがしますけど。文脈まで読むなんて簡単じゃないけど。

ひとつの発言、ひとつの行動だけ取り上げて、そこを非難しているとしたら、自分だっておんなじじゃないかって。相手のことわかろうとしてないじゃんって。
相手がなんかわけわからん感じなら、こっちから理解しようとしてあげないといけないんじゃないかって。


ま、そんなことを毎回思うのですが、結局のところそんなにやさしくなれず、いっつも相手の言葉だけ受け取って、喧嘩したり、批判したりしてしまう自分への十戒でございました。
特にイライラしてる時とか、時間がないときはこうなっちゃうよね。あーやだやだ。
余裕って大切。

君の好きなことがここには絶対ある

土日はナゾトキ演劇の合宿ということでブログ休止。勢いに乗って今日も!って思ったど、そこは勢いにのらんでよい、てなわけで、こんな時間にブログ更新。
ぶっちゃけ、「あ、テーマが今週のアイデアだ」ってことで、かなり気楽に書けるなっておもい、再開しただけなんだけどね。

とりま、「今週のアイデア」とはなにかの概略。

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「今週のアイデア」とは、miyoccoがtwitterとかやりながら思いついたアイデアの備忘録と、今、僕がやってる企画というか、ミニイベントたちを洗いざらい吐いていくメモブログ。

随時、一緒にやってくれる人は募集中です。おもしろい!って思ったら手を挙げてください。感じ取ります!
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ってなわけで、さっそくいきましょー

■ザッツ進行なう

ナゾトキ演劇
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“謎解き”と“演劇”をコラボレーションさせた舞台を、劇団鈴木区という劇団と組んで4月に行いまする。
先週末の制作合宿を終え、ナゾトキのシステム、シナリオのプロット、WEBのプロモーションの3本柱が決まりました。あとは、各担当者が造り込んでいくだけ!
なんと、私はどこにも属していない!だって監修ですもの!!!

冗談はここまでにして、見てるだけじゃつまんない!自分も物語に入っていきたい!そんな夢を少しは叶えられるような舞台にしたいなっておもってます。

協力者はがんがんぼしゅうちゅうなので、興味があったらご連絡をー。
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第二回どうでしょうバカ対決・氷上わかさぎ釣り大会!(NEW!)
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2年前に、周りのどうでしょうバカを集めて決行したこの企画。
群馬の湖で「氷上」わかさぎ釣りやります!

まじ寒いっす!
まじ釣れないっす!
でも、まじたのしーっす!

もちろん、大法螺と気まぐれの2大日本酒も新篠津村から取り寄せますよーーー

日程は、2月26日の夕方出発・27日の昼帰宅!
温泉はいって、釣って、また温泉はいって帰ってくるというなんとも贅沢な企画です!

どうでしょうバカか、釣りバカはどしどしっと応募を!
(まだツイプラはなし)
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ワークショップクロス(NEW!)
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ぼくの興味はいろいろとあって、それについて話してみたかったり、同じ興味ある人を呼んで語ってみたかったり。そういう野望があります。

でも、ぼくの興味は結構ニッチなので、だったら、ニッチじゃないものとクロスさせて、ワークショップ形式でやってしまえば、ちょっとくらい興味を持ってきてくれるんじゃないか!って思い立ち、2つのテーマを一色たんにしたワークショップを開催することにしました。

いろんな人達を集めて、それぞれの興味を持ち合い、日頃のアンテナ・情報感度が高まっていくような会にしたいなーっておもいます。情報に対する感受性ってとっても大事だと思うので。強制的に広げられる場をつくりたいなーって。

■プログラム
第一回:構造力学×???
第二回:お茶会×名刺作り
第三回:宇宙×スカイプラネタリウム

■日時
宇宙×スカイプラネタリウムは、4月22日からスカイプラネタリウムの第二回目がスタートするみたいなので、それに合わせて、4月くらいにやりたいなと。
第一回は2月に、第二回は3月にやれたらいいな(予定が空いてないけど。。。)
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ファインダー越しに恋をしよう・東京写真部「第三回・建物に恋をしよう」
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普段の写真をもっと上手に撮りたい!
もっといろんな写真撮れるようになりたい!
感じたものを写真におさめられるようになりたい!

とかとか。初級者だけど写真好きって人はきっとたくさんいるはず!
そんな写真好きが集まって、ちょっといろんな写真撮りに行こうぜ!
ついでにちょっと写真のことも勉強しようぜ!

そんな企画です。
一回目と二回目の内容はこちら

第三回に向けて、二回の反省を活かしつつ、場所とワークショップを考え中。
今回は、いままでの復習もしつつ、「カメラオブスキュラ」っていうカメラの原型になったものをみんなで作っちゃう予定です!

カメラ好きのみならず、工作好きもかもん!

日程はおそらく、2月中旬〜3月だねー
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C-1グランプリ(開催日時決定!)
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C(=ちょっとカフェっぽい、家で掛けられるけど、でもエロイとは言われない曲)-1グランプリ!
僕んちでイベントするとき、BGMをかけるとエロイと言われるので、それをなんとか打破したい。それだけのためのグランプリ。カフェっぽいというより、秘密基地でかけて、おれっぽねーといわれる音楽をただプレゼンするイベント!

2月23日の20時から開催予定。
プレゼンターだけじゃなくて、どんな音楽を選んでくるのか興味ある人もどしどしぼしゅうー。みんなでBGMセンスのばそうぜ!
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N-1グランプリ
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うちのまわりにはナゾトキクラスタが多いのでございます。というわけで、ナゾづくりのチャンピオンを決めるグランプリを作っちまおうと!
解ける人はたくさんいるけど、作り手は少ないから、この再発掘してしまいたいと。
あと、謎を作るときは、実際に誰かにやってみてもらったほうがぐんとよくなるという体験談のもと、作り手の育成という面も!

ま、そんな裏コンセプトはどうでもいいので、謎作りたい人と、謎解きたい人あつめて、
「いちばんすっげーたのしい謎作るのはだれなんだよ!!!」
っていうのを決めたいだけです。

2月26日あたりにやちたかったですが、無理そうです。5日も無理そうです。3月6日でしょうか。平日の夜はダメでしょうか。というかまずは企画概要ですね。
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H-1ぐらんぷり(たぶんクローズドイベント)
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わたしが知らないスゴ品を、あなたはきっと知っている。
4人1組で東急ハンズに出かけて、自分が大好きな品、すごく興味のある品を見つけ、みんなに共有する。その理由やきっかけも。そうすることで自分のアンテナが拡がっていくという試み。です!

以上。ま、これはうちわでやるでしょう。
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大人のファミコン大会(クローズドイベント)
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恒例のファミコン大会。
twitterでなかよくなったメディア系の人たちと月一でやってます。twiplaみて、知り合いがいたら参加してもOKという、なんとも閉鎖的かつぬるいイベント。
ファミコン(ではなくwiiのバーチャルコンソール)で負けた人はテキーラ一気が待っているという。そこが大人です。

トロフィーもあります。

次回はなんと2月11日と20日という2週連続開催!はたして、ぼくの肝臓は生きて帰れるか!?
→11日の開催が危ぶまれつつある・・・
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AKBダンス部
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AKBのダンスをまじ、マスターしようぜ!っていう会。
一回目を終え、わかったことは「ダンスってまじつかれるぜ!」ってことと「反復練習が一番だぜ!」ってこと。いやーなんだかホントに部活みたいだった。

2月8日に補講。
2月中にみんなで集まって練習&覚えたかテスト。

まじで、ちゃんとおぼえてこないと先生におこられるんだぜ!
あー本当に部活みたいだー
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■イッツアイデアのみ(やるかどうかは未定)

小林製薬ナイト(NEW!)
「小林製薬の製品を1つあげてください」と急に言われたら、そんなにぱっとは答えられないけれど、きっと、いや絶対みんながどれかの製品でお世話になっているはず!
それくらい、いろんなものを世に出している小林製薬さん。

きっとそこには、なんかわくわくすることが潜んでいるはず。

・小林製薬フリークな人
・小林製薬の中の人

そんな人たちを集めて、カルカルとかでイベントやったらとんでもなくフリークで、濃ゆい一日になるんじゃないだろうか。
いったいぜんたい、どんなイベントになるかはわからないけれど、今年中にはやってみたいNo.1なイベントだったので追記しておく。


恋する・ハニカミプランコンテスト:恋するハニカミのようなデートプランを考えて、プレゼンするコンテスト。みんながキュンとするプランをぜひとも見てみたいよね!!!

secret base ~君がくれたもの~『あれから10年』:ZONEのあの名曲からはや10年。去年そのことに気づいて、ずっとあたためてきた企画。クラブ貸しきって、90年代、2000年代のJPOPかけながらわいわいしたい。
ついでに、参加者は制服しばりとかにもしたい!!!(猟奇的な彼女で、制服をきて、身分証明書をどうどうとみせながらクラブに入っていくシーンの再現)

だってさ、28歳未満はみんな10年前は学生だったんだもの!!!

■以下、説明書くのがめんどくさいからとりあえずはコピーだけ。

俺ジャパン
理科実験WS部→ワークショップクロスに吸収合併?
勝手に広告賞
ビストロmiyocco
生贄のジレンマナイト
リアルライアーゲーム
第二回サバゲー
第二回妄想ナイト
AAA祭・大人の文化祭
大人のドッヂボール
ナゾ地下×改札
理系ナイト・せくすぃー数学→ワークショップクロスに吸収合併?
SCRAP-ARG・正義のヒーロー
ファッションセレクト
マンガ夜話


以上。みんな、土日以外にも平日夜のイベントに来れるようになってくれーって勝手におもっているわがまま、じゆうきままmiyoccoがおおくりしました。

あーそろそろだれかから反応ほしー。

2011年2月5日土曜日

ありがとうと言いたくなったよ

予定は未定。

ということで、金曜日は「語感」をテーマにブログを決まりですが、昨日書いたので、今日は今日起こったことを書くことにした。

今日は、ぼくの恩師に会ってきた。去年、よしもとの学校に行ったときにお世話になった先生。お笑いの舞台を作った3ヶ月。毎日毎日ダメだしくらって、徹夜しながら、風呂にも入らず企画考えて、そんなんだったから、先生が怖くて、ぜんぜん話しかけられなくて、1年経って、やっとまともに話すことができた。

いま、僕は舞台を作っていて、少しアドバイスをもらえたらなって思って、思い切ってメールしてみたのだった。

なにきけばいんだろう。なにきけるんだろう。って昨日徹夜で考えて、結局ぜんぜんまとまんなくて、中野のVELOCEでまちながら、「あーどうしよう。なにきけばいいんだろー」ってテンパッてた。

舞台の作り方とか、どうやってアイデア出すのかとか、そんなスキル的なことを聞こうって思ってたけど、最終的には「1年前のぼくってどうでした?」ってことを聞いたのでした。
だって、スキルなんかより、1年前の自分がどうで、どんなことがダメで、どう直せばいいのか。おんなじようにプロジェクトを今後していくんだったら、そこを聞くのが一番だろうなって。先生は、人を客観的に観るのが得意だったから。

いろんな話を伺いながら、チームの作り方とか、人の巻き込み方とか、聞きたいことは全部聞いた。

先生はちゃんと答えてくれた。

はー。なんで1年前にこれ聞かなかったんだろーって思いながらも、1年経って、このことを聞く準備ができたんだろーなーって思った。

「これからも、俺を使えばいいんだよ」

って、やさしく言ってくれて、相談いつでもしろよって言ってくれた。
全部自分で抱え込んで、何にも思いつかなくて、ぜんぜんダメな生徒だったけれど、彼に教わったことを、これから教わるだろうことを、一つ一つ自分のものにしていきたいなって真剣に思うのでした。


まずは、明日のナゾトキ演劇の合宿。いいチームになるように、全力をつくすまでだ。




そんなしみじみうれしくなった一日でした。
あ、明日先生にお礼メールを送らねば!!

2011年2月4日金曜日

ぺたんこなおっぱい

ザッケローニ
チェベックス
ドドスコスコスコドドスコスコスコ・・・


どれも個人的に声に出して読むとキレがいいなっておもう日本語です。はい。
そんなこんなで、最近は日本語にはまっています。
そんな最近のお気に入りは、やはり「かはたれどき」でしょう。

かはたれ時・・・「彼(か)は誰(たれ)時」の意。あれはだれだとはっきり見分けられない頃。はっきりものの見分けのつかない、薄暗い時刻。夕方を「たそがれどき」というのに対して、多くは明け方をいう。

らしいです。なんてゆーかなー。そのものをいわないんですよね。月とかは三日月とか、満月とか、見た目じゃないッスか。
でもねーー。かはたれ時は、その情景がありありと思い浮かんでくるわけです。あーうすぐらいんだなーって。見えるか見えないかぐらいなんだなーって。
誰かやってきたけど、もしかしたら、好きなあの人かなーって。
そんな妄想をふくらませてくれるわけです。たった1単語で。

そういう、昔の人の感覚がすごいなーって思います。うすっぺらい感じがするんですけど、でも、見たもの・聞いたもの・感じたものを言葉に表していこうと思えば、伝えていこうと思えば、もっともっと語彙を磨いて、自分で言葉にしていかなきゃなーっておもいます。

「自分で仕事を作る」ことを今年の目標にしたわけですが、そのために今自分に最も足りないのは、「伝えること」「巻き込んでいくこと」どっちも苦手。それは分かってた。だからあえて、避けてきた。けど、いまは、すこしずつでもえーから、人と一緒にできる自分になりたいなと少なからず思います。

そんな感じです。というわけで、今日思いついたアイデア。


「使ってみたい日本語カレンダー」


たとえば、都合4つとか、たしなむとか、おいたがすぎますよとか。なんか古風だったり、知ってるけどつかってねーな!みたいな日本語を毎日日めくりで教えてくれるカレンダー。
iPhoneアプリの練習してるので、それで練習がてら作れたらいいなーって。


そんな妄想をしている27歳の夜でした。。。

2011年2月3日木曜日

楽しいと思ったことをやれ

はふー。ちょっと今日はもういいかなってすこしでもおもってしまいました。どうもmiyoccoです。

きょうは会社の経営戦略会議をラクーアでやって来ました。
ま、経営と勝手言われても、相変わらずよくわからないんですけど、どこに向かっていくのか、どうお客さんを作るのか、そのためにどうリソース配分をするのか。それくらいならできるから、とりあえず意見をいう。
ただ、今までは取締役たちの意見に沿って話をしていたけれど、なんかそれってつまんないなーって。

こう見えて、仕事は仕事って割りきってました。別に楽しくないわけじゃなくて、イベントをよくやってるけど、そういう自分の好きな領域、得意なことを仕事と結びつけることはしないって。
代理店の人たちをたまに観察してると、仕事とそれ以外がいい感じでシナジーを生んでるなって思う時があって、それってうらやましいなって。
でも、そういうのはぼくはいいやっておもってたんだけど、そういうのやめよって。どっちでもいいって。やりたいならやる。やりたくないならやらない。それくらいじゃないと、力でないなって思ったんですよね。やっぱり。考えたくないことは考えられないし、無意識な考えられてるくらいじゃないと、いいものつくれないなって。

だから、今日は超口出しをした。ぼくはこうしたい。こうやったら売れると思う。というか、こう売りたい。そんな感じ。

僕は、営業とか、自分の作ったものを売るっていうのは得意じゃないというか、苦手だから、こんな発言、めったにしないけど、いまはいろいろ空想があって、やってみたいことがあって、そして、なにより、それがわくわくしそうだったから。


今年のぼくの目標は
「自分で仕事を作れるようになる」
ということ。与えられた仕事を、相手の期待以上に創り上げることが得意で、売るとかどうでもいいっておもう職人肌なんだけど、それじゃダメだなって。
もういっこ力をつけないと、自分のおもしろいとおもってることは伝わっていかないなって。

そんなことを思ったから、1月は、どうやって今以外のフィールドからお仕事もらうかって考えてたけど、いまはちょっとちがう。
自分が面白いコト考えて、それをいろんな人に伝えて、ま、もちろんカタチにならないことのほうが多いだろうけれど、1年で1個くらい形になって、お金を貰えたらなんかかわるかなっておもった。

いわゆる「仕事は自分で作るもの」ってのはちょっと自分のイメージとはちがうんだけど、とりあえず、自分の気持ちを書くとこんな感じかなってことで締めくくる。

2011年2月2日水曜日

宝物の隠し場所

今日は濃かった。マジで濃かった。別にこのブログは日々の想い出を書くところではないけれど、徹夜で自分で考えた新しい旅行ガイドブックの企画書作って、そのまま半年かけて作ったビジネスゲームの人事向け体験会の準備して、それが終わったら、よしもとの学校でお世話になった先生の舞台見に行って、帰ってきたらナゾトキ演劇のスカイプMTGのして。

いやー、もうこれ以上はわたくしアウトプットできません。いや、できるんだろうけど、寝たい。そこ。

なんかさ、思考にも慣性の法則ってあるんだなーっておもったの。
慣性の法則ってのは、物体は力が加わらなければ、止まってるものは止まったままで、動いてるものは動いたままっていう法則だけど、おんなじように、思考も
使ってなければアイデアは出ないままで、疲れちゃって
使い始めればどんどん出てきて止まらない、止めたくない、疲れない!
ってな感じなんじゃないかなって。いまは何も考えないより、(゚Д゚ )ナニカ?考えてるほうが楽なんだよね。


閑話休題


の意味はよく知らんけど、去年の今頃僕は死にかけてた。
3日間寝られないとかはざらで、お風呂にも入れなかったし。
ってな感じでまじで切羽詰まりながら、お笑いのライブをよしもとの学校で作ってました。
寝ても覚めてもライブのことばかり。
考えても考えても先生にはダメ出しを食らう。

もう、企画を思いつかなくて、申し訳なさ過ぎて、他のスタッフたちと話すことすら怖くなって。

そんな3ヶ月を過ごしました。
そのころの先生は怖くて、遠くて全然話せなかったけれど、今日、先生の舞台にいって、普通に話すことができて、相談もできるようになって、なんかじーんってきたのでした。

つらかったけれど、やるときめたから、嫌なことがあっても続けられた。
楽しかったかと言われたら、振り返ってみれば楽しいけど、最中は多分苦しさしかなかった。

きっとそんなもん。大切な時間なんてそんなもん。


面白くないからやらないのではなく、やらない(やらせない)から面白くない。
意味がないからやらないのではなく、やらない(やらせない)から意味がない。
価値がないからやらないのではなく、やらない(やらせない)から価値がない。

まったくだ。やってみなきゃわからない。やったからこそわかる。やったからこそ得られる。人生の宝物なんてそんなもんなんだと思う。


斜に構えたらそこで試合終了ですよ


なんつって。でも、いっつも忘れちゃうことだから、ときどき意識して生きていきたいなっておもうのでした。