2011年5月31日火曜日

「昨日の自分と今日の自分は違うんで」

そうやって、昨日言ったことと今日言ってることが毎回変わってたら人として信用できないだろうなって思う。

でも、こと自分の考えについて考えているとそんなことばっかり。昨日考えた日記を読み返して、あーここちがうなーとか、それは本当はこう考えるべき何じゃないの?とか。
そうやって、毎回違うことばっかり言っていると、この人考えブレブレだなとか思われる。
そういうの思われるの嫌だからブログを書かなくなる。

そんな悪循環を何度か体験したことがある。
だけど、それでも書くべきなんだろうと。何かを作りたければ、何かを表現したければ、それくらいの恐れは想定内に入れて、かつ、そんな後悔しないようにしっかり考えて、文章と言葉を紡ぐべき何だろうと。



謎作りをしたいんじゃないってのは正しいと思う。でも、だからといって謎という手法を否定する必要はないんだと思う。
お客さんにどんな時間を過ごしてほしいのか、僕がどういう時間をすごしたいのか。
そこを一番大切にするのであれば手法は二の次なのかもしれない。

研修を作るときに一番大切にしないといけないのは「アイスブレイク」と「マインドセット」
見知らぬもの同士が、見知らぬことについて勉強しようとすれば、その内容がどれだけ面白くたって、それを勉強しようと思えるか、一緒に考えようと思えるか、気持ちが入っていないと絶対に学ばない。斜に構える。
それに似ている気がする。

いいもの作ると同時に、お客さんがそこに来たい!って思うような仕掛けを。

毎度毎度思うけれどうまくいかない部分。



8月のJ-pop制服パーティではぜひとも成功させたいな。ま、まだ動き出してもないけど。

2011年5月30日月曜日

新しいものを作るために昔のものをみてみよう

面白いと思えるものをつくるためにどうすればいいのか。

とにかくアウトプット
情報感度を高める
いろんな人と話す

いろいろあるんだろうけれど、僕の場合は「そもそもなにが面白いの?」って考えることが近道かなって今は思っている。面白さの種類ってすんごく深いところまでいったら、たぶんそんなにないんだよ。
あとは、それをどう表現するか。でもその前にその面白さの本質を知ってないと、いや、知ってから僕の場合は作りたいって思う。


っていいつつ、アウトプットアウトプット!今週のアイデアはっじまるよ〜

※「今週のアイデア」がどんな記事かはhttp://miyocco.blogspot.com/p/blog-page_21.html
新企画
■8月企画■secret base ~君がくれたもの~『あれから10年』
ZONEのあの名曲からはや10年。去年そのことに気づいて、ずっとあたためてきた企画。会場貸しきって、90年代、2000年代のJPOPかけながらわいわいしたい。
てゆーか、制服コスプレしたい!(まじで、高校の時とかに着てたやつ着るの)だってさ、28歳未満はみんな10年前は学生だったんだもの!!!

って思ってたらまさかのZONE復活!!!こりゃ、まじで進めたいわー
一緒にイベント企画してくれる人まじぼしゅうちゅー

企画内容は随時アップ中です→http://twipla.jp/events/3926
進行中企画
■6月企画■B級たからもの選手権&ズレ台詞大喜利@6月8日
『B級たからもの選手権』
誰にだってたからものはある。でも、そのよさをみんな分かってくれない(涙)
あーこれ、きっと誰もわかってくれないだろーなー、でも、これのここがいいんだよねーっていう『B級』なたからものを持ち寄ってプレゼンする大会してみようじゃないか!
猛者よ!集え!!!

同時開催『ズレ台詞大喜利』
「俺はお前が守る!」などなど、いや、これの台詞よく読めばおかしくない?とか、その台詞、こんなシーンで言ったら逆にあれだよねってのを大喜利してみる。

無駄にUst予定です。

■6月企画■THE サバイバルゲーム〜夏の砂漠ロワイヤル〜@6月26日
「君は僕が守る」

私たちが迷い込んだその場所は、広大な砂漠の中。
生きるか死ぬか、そんなスリルの中で過ごす数時間。

敵の手中に落ちるのも、恋に落ちるのも君次第!?
この夏、砂漠が君を呼んでいる。 
去年の秋やったサバイバルゲームを今年もやることにしました!
いや〜まじ楽しかった!エアガン撃ちまくって、汗かきまくって、温泉はいって、たっぷり飲んで!!!
今回は映画の主人公たちみたいになれるシナリオモードも用意するつもりなので、サバゲーやってみたいって人いたら、ちょっとのぞいてみてくださいな。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b6bebbd3152248
定例企画
■ファインダー越しに恋をしよう・東京写真部『恋写部』
普段の写真をもっと上手に撮りたい!
もっといろんな写真撮れるようになりたい!
感じたものを写真におさめられるようになりたい!

とかとか。初級者だけど写真好きって人はきっとたくさんいるはず!そんな写真好きが集まって、ちょっといろんな写真撮りに行こうぜ!ついでにちょっと写真のことも勉強しようぜ!そんな企画です。

次回は7月を予定しております。部員は随時募集中ですよー
※過去の内容はこちら
http://twipla.jp/events/2146
http://twipla.jp/events/4101
http://twipla.jp/events/6611
http://twipla.jp/events/8176

■選曲大喜利
カフェでは仕事がはかどったり、飲み屋では場が盛り上がったり、不思議と雰囲気が作られていくことがあるなと感じています。それってなんでだろ?そんなことを考えていたら、そこには「照明」と「音楽」の力が関係してるんじゃないかと。
音楽によって人の気持は動かされ、音楽によって場は生まれていくのではないだろうか。だから、場を作りたいのであれば、音楽の選曲センスがめっちゃ重要なんじゃないか!
そういうわけで、考えたこの企画。

「ドライブ中」「ワイワイした雰囲気の中で」とか、「上の句」と「下の句」のカードを引いて、そのシチュエーションに合った曲をその場で選んで流し合う!そういう大喜利形式で進めていきます。
選曲センスのUPと新しい音楽との出会いを生んでいければな。

初回は7月中旬を予定。

■大人のファミコン大会(ある程度クローズドイベント)
恒例のファミコン大会。
twitterでなかよくなったメディア系の人たちと月一でやってます。twiplaみて、知り合いがいたら参加してもOKという、なんとも閉鎖的かつぬるいイベント。
ゲームで負けた人はテキーラ一気が待っているという。そこが大人です。

トロフィーもあります!!!(基本、家主が泥酔しますのでお気をつけください)
不定期企画
■AKBダンス部
AKBのダンスをまじ、マスターしようぜ!っていう部活です。
一回目を終え、わかったことは「ダンスってまじつかれるぜ!」ってことと「反復練習が一番だぜ!」ってこと。いやーなんだかホントに部活みたいだった。

まじで、ちゃんとおぼえてこないと先生におこられるんだぜ!
あー本当に部活みたいだー
しかし、なんか2回目が開催されないので、とりあえず不定期にin。
アイデアのみ(進めばよいなー)
■あの500円で何ができたのか(仮)
金額とテーマを決めて、安上がりに人生を楽しむ企画。
だってさ、遠足のおやつ選び200円で小一時間は楽しめたじゃない!

例えば、「200円」「思わず笑っちゃうもの」とか「1000円」「驚くもの」とか。その人のひととなりとセンスが試される!一体、どんなアイテムが出てくるのか!!!今から楽しみ。

7月企画として予定。

■小林製薬ナイト
「小林製薬の製品を1つあげてください」と急に言われたら、そんなにぱっとは答えられないけれど、きっと、いや絶対みんながどれかの製品でお世話になっているはず!
それくらい、いろんなものを世に出している小林製薬さん。

きっとそこには、なんかわくわくすることが潜んでいるはず。

・小林製薬フリークな人
・小林製薬の中の人

そんな人たちを集めて、カルカルとかでイベントやったらとんでもなくフリークで、濃ゆい一日になるんじゃないだろうか。
いったいぜんたい、どんなイベントになるかはわからないけれど、今年中にはやってみたいNo.1なイベントだったので追記しておく。

■恋する・ハニカミプランコンテスト
恋するハニカミのようなデートプランを考えて、プレゼンするコンテスト。みんながキュンとするプランをぜひとも見てみたいよね!!!

■N-1グランプリ
うちのまわりにはナゾトキクラスタが多いのでございます。というわけで、ナゾづくりのチャンピオンを決めるグランプリを作っちまおうと!
解ける人はたくさんいるけど、作り手は少ないから、この再発掘してしまいたいと。
あと、謎を作るときは、実際に誰かにやってみてもらったほうがぐんとよくなるという体験談のもと、作り手の育成という面も!

ま、そんな裏コンセプトはどうでもいいので、謎作りたい人と、謎解きたい人あつめて、
「いちばんすっげーたのしい謎作るのはだれなんだよ!!!」
っていうのを決めたいだけです。
以下、説明書くのがめんどくさいからとりあえずはタイトルだけ。
俺ジャパン
ビストロmiyocco
AAA祭
大人の文化祭
姫ドッヂ(New!)
ナゾ地下×改札
正義のヒーローごっこ
ファッションセレクト
マンガ夜話
エアーキャンプ(New!)

2011年5月28日土曜日

反省会USTの反省会:その3

せっかく川田さんとUSTしてるのに、全くもって川田さんの話題を出せていない。いや、いろいろ思いついたのは川田さんと話せたおかげだから、文面の奥にはでてるんだけど。
ま、いいや、続けてみよう。
その1はこちらhttp://miyocco.blogspot.com/2011/05/ust.html?spref=tw
その2はこちらhttp://miyocco.blogspot.com/2011/05/ust2.html?spref=tw
アメリカ人と日本人
ARGもゲーミフィケーションも昔っからあったことなんだよね。それをアメリカ人は言葉にして、あたかも新しいようなものとしてプレゼンするのがうまいって川田さんが言ってた。
そっから始まった話。

アメリカ人が驚くマジックと日本人が驚くマジックは違う(ヒロキ)
ETを見てて、なんでそこで外人が笑うのかわからなかった(川田さん)
いわゆるアメリカARGは日本人には受け入れられない(ぼく)

全部違うこと言ってるんだけど、全部同じこと言ってるの。つまり、アメリカ人と日本人のツボは違うから、向こうではやったものをこっちに輸入するときは、日本人に合う形にローカライズさせないとダメってこと。
結果をみるアメリカ人と過程を想像する日本人
マジシャンの話。

アメリカ人ってのはイリュージョンに代表されるように大掛かりなマジックを好む。ザッツエンターテイメント的な。わーーーー!ってなる感じ。
それに対して日本人ってのは、例えば、紙のチョウチョがマジックで飛び始めて、そのチョウチョが2匹になったら、「夫婦かな?」って思うし、そのうちの一匹が動かなくなったら、「死んじゃったのかな?」って感じる。
そういう、マジックの部分(紙が飛ぶ)だけじゃなくて、マジックで表されている物語(2匹になったり、動かなくなったり)を勝手に想像して、感じられる民族なんじゃないかって。(詳しくはそもそもプロマジシャンというものは(略してそもプロ)にあるとこのこと)

だから、ヒロキがマジックを作るときは「なぜ、そうするのか?」を問うらしい。
どうしてお客さんにカードを切らせるのか、どうしてそこで予言マジックをするのかとか。マジックに呼ばれるときは、前提(weddingとか、ショーとか)がある。なるべく、それと結びつくようにマジックを構成してるって言ってた。
仕掛けと必然性
それは僕も同じだなって思った。自分でリアル脱出ゲームもどきを作ったときに一番考えたのは謎の必然性。SCRAPのリアル脱出ゲームに参加したときに「なんで数式といたら鍵のヒントがもらえるんだろう?」って僕は疑問に思っちゃったから。だって、本当に閉じ込められたらそんなことありえないだろって。必然的じゃないだろって。
そういうところが気になったから、なんでこのアイテムなのか、なんでこの謎なのか、裏にぜーんぶストーリーと意味付けをして作った。

それがどこまで成功したかっていえば、きっと失敗してるんだろうけど、僕はとても共感した。必然性、前提と文脈、民族性、そういうところを考えて僕はもの作りたいんだなってあらためておもった。

日本におけるARGはお祭りだってことも書きたかったけど、とりあえずこのへんで。

反省会USTの反省会:その2

つづきます。
思考参加型マジック
ヒロキさんがどんなマジックを目指してるのか僕は聞いたことがなかったんだけど、「世の中みんなが魔法遣いになれる世界」っていうのがすごく素敵だった。マジシャンだけじゃなくって、それがもっと普通の人にも体験できるようになったら楽しいなって言ってた。

ま、そこの話はあんまり覚えてないから飛ばして、思考参加型マジックについて。
ヒロキが目指してるマジックってのが、お客さんが何がすごいのかに気づくっていうものだった。ドヤ顔をしないマジック。
マジックって、お客さんが驚けるようにここがすごいところですよっていうのを「間」というものを使って表す。ほら!っていうポーズのところね。それは、お笑いでいうツッコミに似てると思うけど、そういうのが嫌なんだって。

もし、マジシャンが、お客さんの言うだろうことをカードに予言したのに、予言だとわからない予言マジックをしたら。
お客さんは一体何が起こったんだろう?って疑問に思う。徐々に思考していくと、突然あるとき「は!」って予言マジックだったことに気づく。それは、マジックの凄さと、自分で気づけた喜びのダブルパンチになる。つまり、喜び2倍!
思考参加型マジックとリアル脱出ゲーム
そんな風に、ただ見るだけのマジックじゃなくて、お客さんが考え始めてしまうマジックがあればいいなーって言ってた。それはとても昔のリアル脱出ゲームの仕組みに似ている気がした。
何にも知らない状況で、「あなたは閉じ込められました」って言われて、なんか訳のわからないものが散らばってて、集めてきたら問題に見えて、解いてみると新しいアイテムがもらえて。最初はそこまでやる気があったわけじゃない人も、いつの間にか脳に汗かいて必死に考えてる。
そういう心地良さがリアル脱出ゲームにはある。心地いい思考難易度。解けないから諦めないわけでもなく、すぐ解けるからめんどくさいとも思うわけでもなく、解きたくなるくらいの難しさ。情報量。
階段状に登って行くから、いつの間にか高いところまで来てるってみんな気づいてない。気づかない。そういうステップがあるから、最後の難しいナゾもちゃんと考えてしまう。
リアル脱出ゲームと小出しとARG
そう、人が考え始めるには心地のよい難しさが必要なんだ。心地のよい難しさは知的好奇心を生むから。だから、思考参加型マジックもきっと情報の出し方が大切なんだ。
最初からすべてをお客さんに委ねてもダメだし、ヒントを与えすぎるといつものマジックになっちゃう。そういう緻密が設計が必要なんじゃないかって。うっかり考える。

でも、それは僕がARGの面白さ、作り方を考えたときに思ったことでもあった。
未だにARGがなんなのかよくわからないけれど、僕が作りたかったARGっていうのは、ナゾトキでもバイラルマーケティングでもなく、現実を舞台にした物語だったのです。

例えば、砂浜を歩いてたら小さなボトルが漂着してる。それを手にとってみたら手紙が入ってる。手紙は海水で少し見えなくなってしまってるけれど、でも、「ごめんなさい」って言葉と「message@miyocco.」というアドレスまでは読み取れる。

僕はごめんなさいって意味が気になってしまったからメールを送ろうとする。でも、.co.jpなのか.comなのかわからない。とりあえず、すべてに送ってみる。そしたら、英語で返事返ってきて…

ていう感じで進んでいくリアルを舞台にしたイベント。そこにはいわゆる謎も謎解きも存在しない。ただ、情報が欠けているだけの世界。
本当は僕が一枚の絵を書いてるのだけど、その一部しか見せないことで、「なんだろこれ?」って思っちゃって、そこからこれが何なのか、どういう絵なのか自分で考えて動き始めちゃう。そういうのが僕の思い描いたARGだったのです。

ま、そのための心地のよい難易度とか情報量を考えるのが難しくて難しくて結局作れてはない。
でも、前フリと想像力とおんなじで、小出しと自主性(自我関与)っていうのはものすごいキーワード何じゃないかって思ってしまっている。情報をちょこちょこ出すことで人は勝手に考え始めてしまう、考えたら動きたくなる。自分で考えて動いて知ったこと、体験したことはただ与えられるものより記憶に残りやすいし、なにより楽しい。

つまりは、自主学習って一番のエンターテイメントなんだよ!ってこと(嘘)


そんなことを考えたのでした。

反省会USTの反省会

昨日は夜の9時から夜中の3時くらいまで、仲良しのマジシャン・ヒロキとAR三兄弟兼AR十三兄弟の長男・川田さんとUSTをいたしました。
いろいろ話すことを準備しようと思ったのに、結局何話していいか分からなくなり、緊張しかしなくなり、当日を迎え、川田さんの話を聞きたかったのに僕ら二人が基本話しまくる(しかも、相変わらず助長に)といういつもの反省会になったことに、やってる最中はたいそう楽しかったのですが、本当にこれがよかったのかと、やはり疑問に思ったので、昨日のまとめをしつつ、反省したいと思うのです。
プレゼンの中の省略
ロマンチック理数ナイトの失敗からAR十三兄弟オーディションのリベンジということで、まずは僕がどんなプレゼンをして、どこに理数ナイトの教訓が生かされてるのかを話し始めました。(くわしくはここhttp://studiovoice.jp/?p=10222

気をつけたことは「省略する=話し過ぎない」ということ。

たっくさん情報量があるなかで、それが垣間見える程度に、全体がなんとなく理解できる程度には話すけど、全ては話さないことを心がけました。その省略が逆にお客さんの興味を膨らませるかなって。

重力の話はある程度丁寧にやったけど、そのたとえは3つ書いときながら1つしか話さないし、まとめの学校にいたっては雰囲気しか伝えない。そうしないと時間がないのもあったんで。ただ、一番面白そうなところ、一番聞きたそうなところだけかいつまんだの。
結果だけ見れば今回は成功したって感じなんだけど、そのことを2人に説明しながらいろいろ思いついた。
ファンタジーと記憶
「学校とファンタジー」という僕のAR(っぽいもの)で大切な事は記憶想像力
僕らはだいたい12年くらい学校というものに通う。だからそこにはいろんな想い出と妄想が詰まってると思うの。その中で僕が大切にしたいのは「あったこと」でも「ありえないこと」でもなく、「あってほしかったこと」だったのです。

例えば、友だちと数人でお弁当を食べるっていうのは「あったこと」もしくは、やろうとおもったら普通にできること。んで、お弁当食べようとしたら空から魔法遣いが落ちてきたってのは「ありえないこと」けど、よく漫画とかではある。
んで、僕の言う「あってほしかったこと」ってのは、好きな女の子が「一緒にお弁当たべよ」っていきなり声かけてきて、どきどきしながら二人で廊下を歩く世界なのです。だれだってそうなれたらよかったなって思うだろうし、学生の時、妄想したんじゃないかい?
そういう「もしかしたら」とか「現実っぽい」ことって一番リアリティのある楽しいウソなんじゃないかなって。

妄想と過去がごっちゃになった「記憶」っていうのは、それだけで人を楽しませるし、一種のファンタジーなんじゃないかなって思っているのです。だから、僕は現実世界にこのファンタジーが拡張されたらとても楽しいと思ったのです。
前フリと想像力
そのためにどうするか。
例えば、T字路に「飛び出し注意」じゃなくて「パンをくわえた美少女飛び出し注意」って看板があったら、絶対ないとは思うけど、でももしかしたらありえるんじゃね?って、人はドキドキすると思いました。
そういう仕掛けを現実世界に組み込めば、記憶という名のファンタジーが起動し始めるんじゃないか。

そこにおけるキーワードは「前フリ」
絶対押すなよ!聞いたら、テレビを見てる人はこの後押すんだろうなって思うじゃない。んで、ほんとにそうなるのかな?って想像し始めるじゃない?その後、本当に落ちたら「やっぱり!」になるし、落ちなかったら「落とさないのかよ!」っていうツッコミになる。
でもどっちにしても楽しい。そして、みんな勝手に想像しちゃってる。
前フリってのは、人が無意識に想像してしまう重力を作るんだ。それは「絶対」って言葉だったり、「もしも」って言葉だったりいろいろかたちはあるけど、知らぬ間に僕らを想像の時間に連れていってくれる。


だから、僕は前フリという装置で人の想像力を浮き彫りにして、そうすることで記憶と拡張現実を作れるんじゃないかなって思ってる。

って、今思いました。はー書き始めて早に時間。まだ10%くらいしかかけてない。。。

2011年5月26日木曜日

僕のテーマは「学校」

ものづくり人でいたいと思うの。

イベントだったり
旅行だったり
ボードゲームだったり

形は違うけれど、僕は何かを作ってる人でありたいの。売るんじゃなくて、お金を集めるんじゃなくて、作る人。それ以外は、できるかもしれないけど、きっととんがれないと思うから。

だから、いろいろ作ろうと思った。毎月新しいホームイベント考えようとかもそこから。
そして、そこにはテーマがほしいと思った。
そのテーマは「学校」だと思った。

何でかっていうと、学校には僕の思いつくファンタジーがすべて詰まっているから。
ワクワクすること、ドキドキしちゃうことが全部詰まっているから。

学校借り切ったり、
制服みんなできたり、
学校行事をやってみたり、

学校にまつわること、学校を思い出しそうなこと、雰囲気を感じること。すべての作品がそうなるわけではないけれど、作るときも作ったものも、「学校」が根底に流れてる半年を過ごそうって思った。
だから、

■secret base ~君がくれたもの~『あれから10年』
http://twipla.jp/events/3926

■眠らない林間学校からの…
http://twipla.jp/events/8645

この2つはやっぱやりたいなーって思った。




「君はひとりで生きればいいんだよ」っていわれるくらい、僕は一人で勝手に決めて、一人で勝手に作ってしまう人だけど、僕は人と何か作りたいんだよなって思いながら。。。

2011年5月24日火曜日

今月のいべんとー

久々に復活!今日のアイデア。
最近、新規ホームイベントをやってなかったけど、とりあえず、半年は新しいイベントを考えて、実践してみることにした。まずはアウトプット!ってことで。
自分が面白いと思える企画考えて、実践してみて、人が何を楽しいと思ってくれるのか、そのあたり、自分とのズレをチューニングしようかなって真面目に思ったり思わなかったり。
ま、せっかく1LDK借りたんだから、あそぼーぜ!ってことですよ。つまりは。

※「今週のアイデア」がどんな記事かはhttp://miyocco.blogspot.com/p/blog-page_21.htmlにて

新企画
■8月企画■secret base ~君がくれたもの~『あれから10年』
ZONEのあの名曲からはや10年。去年そのことに気づいて、ずっとあたためてきた企画。会場貸しきって、90年代、2000年代のJPOPかけながらわいわいしたい。
てゆーか、制服コスプレしたい!(まじで、高校の時とかに着てたやつ着るの)だってさ、28歳未満はみんな10年前は学生だったんだもの!!!

って思ってたらまさかのZONE復活!!!こりゃ、まじで進めたいわー
一緒にイベント企画してくれる人まじぼしゅうちゅー

企画内容は随時アップ中です→http://twipla.jp/events/3926

■6月企画■B級たからもの選手権&ズレ台詞大喜利
誰にだってたからものはある。でも、それがみんなに受け入れられるかはまた別。あーこれ、きっと誰もわかってくれないだろーなー、でも、これのここがいいんだよねーっていう『B級』なたからものを持ち寄ってプレゼンする大会です。
同じ企画、「俺はお前が守る!」などなど、いや、これの台詞よく読めばおかしくない?とか、その台詞、こんなシーンで言ったら逆にあれだよねってのを大喜利してみる。

進行中企画
なし

定例企画
■ファインダー越しに恋をしよう・東京写真部
普段の写真をもっと上手に撮りたい!
もっといろんな写真撮れるようになりたい!
感じたものを写真におさめられるようになりたい!

とかとか。初級者だけど写真好きって人はきっとたくさんいるはず!そんな写真好きが集まって、ちょっといろんな写真撮りに行こうぜ!ついでにちょっと写真のことも勉強しようぜ!そんな企画です。

写真ってカメラで「風景を切り取る」こと。そういう視点で世界を見てみると、普段の風景もいつもとは違った景色に見えてくる。日常を刺激に変えて、情報角が高まり、アイデアが生まてきたらいいなとも思っています。

次回は5月28日に決定!部員は随時募集中ですよー
詳細はhttp://twipla.jp/events/8176
※過去の内容はこちら
http://twipla.jp/events/2146
http://twipla.jp/events/4101
http://twipla.jp/events/6611

■選曲大喜利
カフェでは仕事がはかどったり、飲み屋では場が盛り上がったり、不思議と雰囲気が作られていくことがあるなと感じています。それってなんでだろ?そんなことを考えていたら、そこには「照明」と「音楽」の力が関係してるんじゃないかと。
音楽によって人の気持は動かされ、音楽によって場は生まれていくのではないだろうか。だから、場を作りたいのであれば、音楽の選曲センスがめっちゃ重要なんじゃないか!
そういうわけで、考えたこの企画。

「ドライブ中」「ワイワイした雰囲気の中で」とか、「上の句」と「下の句」のカードを引いて、そのシチュエーションに合った曲をその場で選んで流し合う!そういう大喜利形式で進めていきます。
選曲センスのUPと新しい音楽との出会いを生んでいければな。

初回は7月中旬を予定。

■大人のファミコン大会(ある程度クローズドイベント)
恒例のファミコン大会。
twitterでなかよくなったメディア系の人たちと月一でやってます。twiplaみて、知り合いがいたら参加してもOKという、なんとも閉鎖的かつぬるいイベント。
ゲームで負けた人はテキーラ一気が待っているという。そこが大人です。

トロフィーもあります。次回は6月!遊ぶぞ!!飲むぞ!!!大連行って白酒(52度)買ってきたぞ!!!!(基本、家主が泥酔しますのでお気をつけください)

不定期企画
■AKBダンス部
AKBのダンスをまじ、マスターしようぜ!っていう部活です。
一回目を終え、わかったことは「ダンスってまじつかれるぜ!」ってことと「反復練習が一番だぜ!」ってこと。いやーなんだかホントに部活みたいだった。

まじで、ちゃんとおぼえてこないと先生におこられるんだぜ!
あー本当に部活みたいだー
しかし、なんか2回目が開催されないので、とりあえず不定期にin。

アイデアのみ(進めばよいなー)
■あの500円で何ができたのか(仮)
金額とテーマを決めて、安上がりに人生を楽しむ企画。
だってさ、遠足のおやつ選び200円で小一時間は楽しめたじゃない!

例えば、「200円」「思わず笑っちゃうもの」とか「1000円」「驚くもの」とか。その人のひととなりとセンスが試される!一体、どんなアイテムが出てくるのか!!!今から楽しみ。

■小林製薬ナイト
「小林製薬の製品を1つあげてください」と急に言われたら、そんなにぱっとは答えられないけれど、きっと、いや絶対みんながどれかの製品でお世話になっているはず!
それくらい、いろんなものを世に出している小林製薬さん。

きっとそこには、なんかわくわくすることが潜んでいるはず。

・小林製薬フリークな人
・小林製薬の中の人

そんな人たちを集めて、カルカルとかでイベントやったらとんでもなくフリークで、濃ゆい一日になるんじゃないだろうか。
いったいぜんたい、どんなイベントになるかはわからないけれど、今年中にはやってみたいNo.1なイベントだったので追記しておく。

■恋する・ハニカミプランコンテスト
恋するハニカミのようなデートプランを考えて、プレゼンするコンテスト。みんながキュンとするプランをぜひとも見てみたいよね!!!

■N-1グランプリ
うちのまわりにはナゾトキクラスタが多いのでございます。というわけで、ナゾづくりのチャンピオンを決めるグランプリを作っちまおうと!
解ける人はたくさんいるけど、作り手は少ないから、この再発掘してしまいたいと。
あと、謎を作るときは、実際に誰かにやってみてもらったほうがぐんとよくなるという体験談のもと、作り手の育成という面も!

ま、そんな裏コンセプトはどうでもいいので、謎作りたい人と、謎解きたい人あつめて、
「いちばんすっげーたのしい謎作るのはだれなんだよ!!!」
っていうのを決めたいだけです。

以下、説明書くのがめんどくさいからとりあえずはコピーだけ。
俺ジャパン
勝手に広告賞
ビストロmiyocco
AAA祭・大人の文化祭
大人のドッヂボール
ナゾ地下×改札
SCRAP-ARG・正義のヒーロー
ファッションセレクト
マンガ夜話

2011年5月23日月曜日

ありがとうって伝えようと思う

嫌なことがあったり
意味のわからないことがあったり
信じられないことがあったり
情けないことをしたり
最低なことをしたり
許せないことをしたり

そんなことたくさんあるんだなって思う。
そんなときはすごく沈んだ気持ちになるけれど、そんなときは「ありがとう」って誰かにメールしようと思った。別になにもないなら送るつもりないけど、でも、誰かにあったときは、楽しかったときは、沈んだ気持ちはそっちに置いて、ありがとうって伝えようと思ったんだ。

P.S.
そういえば、今日は大崎のシェアハウスに3年ぶりに行った。行く時に、行き止まりがあって、実は、3年前も通ったことがあったから行き止まりがあることは知ってて、でも、本当にあったのか確かめたくなって、やっぱり行き止まりだった。
塀をよじ登ってジャンプして飛び越えた。ワクワクした。塀をよじ登るのに。

過ちも記憶の一つなんだなってふと思った。

2011年5月22日日曜日

僕にとって健康ランドはドラクエでした

ブログを書き忘れてはや1ヵ月。あわわ!こりゃいかんわ!ってことで一念発起。
考えたり、インプットする時間を増やしてたんだけど、やっぱりアウトプットしないといけないよねって思ったから、まだまだ伝えづらい僕の頭のなかを、世界に送り出す。

遊びの始まり
帰り道、なにかこーかなって思いついたのが「健康ランドの遊び」でした。
健康ランドってのは、こっちでいうスーパー銭湯みたいなもので、もう、そこは天国でしたよ、小学生の僕にとっては。だって、お風呂があって、大好きなチョコミントがあって、ゲーセンがあって、休憩所があるんだもの。だから、毎週のように連れてってもらって遊んでました。

とはいえ、僕はお風呂が好きだったわけじゃなくて、お風呂に入って自分のLv(レベル)を上げることに熱心だったんですわ。お風呂でLv上げ?って思うでしょうけど、例えば、
・薬湯はホイミ系を覚えられる
・ジェットバス系はバギ系を覚えられる
・サウナはメラ系
・水風呂はヒャド系
とかね。ドラクエの魔法になぞらえて、何分入るの我慢できたら◯Lvアップとか◯◯を覚えられるとか勝手に設定しとったんですわ。

単なる小学生の妄想にしかみえないだろうけど、3時間ぐらい我慢して風呂に入ったために脱衣所で倒れて、救急車になりそうになったくらい僕にとっては危険と瀬戸際のまさに「冒険」だったんですよ。

遊びは世界のどこにでも転がってる
ま、こんなコトしたって魔法を覚えられるわけでもないんだけど、RPGとか画面上でピコピコするよりかは、なんかリアリティがあったんだよね。命張ってるから。おかげで我慢強くなったとはおもう(笑)

でも、このころの僕はとてもステキだなって思った。だって、銭湯を冒険だって思えるなんて幸せじゃないか!なんて安上がりな!!いや、痛い子だけど。
いま、これをやろうと思っても、魔法なんて覚えられないし、だいたい魔法覚えてどうするのよって思うし、独りでやってるのがさみしすぎる。他に一緒にやる人いたら競争するかもだけど。一人でここまでたのしめた自分にまじ敬礼するわって思いました。

結局なにがいいたかったっていうと「世界はどこでも遊び場」なんだよなってこと。
なにか特別な仕掛けがなくても、特別な人がいなくても、自分の気持ちと妄想次第でなんにだってなったんだよな。
だから僕は、パッケージ旅行も、テーマパークも、イベントも好きじゃなかったんだと思う。そんな誰かにお金払わなくても、自分で考えて、自分で作って、自分でやれば一番楽しいじゃないかっておもってたから。

人は自分の勘違い想像力でどこまでも楽しめる生き物なのだ。と思った一日。



追伸。
初めて「いよてつ健康ランド」でぐぐってみたら2009年につぶれてたらしい。ショック!跡地には別のスーパー銭湯が!実家帰ったら行きたい。