2011年12月10日土曜日

私の頭の中のえんぴつ

ときどき、自分の頭の中をのぞいてみることがあります。
最近で変わったなと思ったことといえば、アイデアの出し方。

今までは、テーマとかコンセプトとかから企画というものをつむぎ出していたように思います。例えば、サバイバルゲームおもしろそーとか、制服パーティたのしそーとか。言葉やそのシーンが持つ力を核に添えていたイメージ。
今は、みんなが根本的に面白いな、楽しいなって思うことからアイデアをひねり出しているように思います。

例えば、隠すという行為。
何かを隠すということは、その裏にとても大切な何かがあるんじゃないかなって思ってしまう。だから、ひとは、絶対に開けちゃだめだよとか、絶対に見ちゃだめだよって言われると、それをなんとかして開けたり、見たりしようと思ってしまう。それは、ひとにとって本質的な面白さ、楽しさなんじゃないかと思う。
だから、宝くじとかのスクラッチは削るだけで楽しいし、Facebookの企業ページの「いいね!を押したらその次が見える」とかも、隠されてるから見たいっていう欲望からくるんじゃないかって思っている。

それ以外にも、今、着目している根本的な面白さ、楽しさっていくつかあるけれど、やっぱり、そこに着目するようになったのはここ最近だと思う。そのせいで、それ以外の方法を放棄してしまっている気もします。そこに自分の中で面白さが見えないと、よくわかんないなっていって投げ出してしまってる気もします。


今は、

コンセプト=みんなが根本的に面白いな、楽しいなと思うこと
アイデア=そのための仕掛け
企画=いくつかのアイデアをリソース的に可能にしたもの

そんな公式があるんじゃないかなって思う。
まだ途中過ぎて、あやふやだけど。でも、昔よりも、なんでそれが面白いと思うのか、それのどこが面白いのか、それってみんなどういう風に面白がるのか、そんなことをいつも考えている気がします。


とはいえ、全然面白いことを思い付けていないから、全く説得力に欠けるのだけれど、とりあえず、足あととして自分の頭の中をここに記しておこうかなって思ったのでした。
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