2011年9月5日月曜日

錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう(制服パーティを終えて)

床に伏せたらねむっていた
数時間前の記憶はなんだかずいぶん昔に思えて
世界はほんとうにうつつの中だけれど
このもやもやと充実感はほんものなんだろう

というわけで、制服パーティをやってきた。
今日、やってきた。

ここんとこずっとやってきた脳内シミュレーション。
これはほんとうに面白いのかな
ここで周りの人たちはどうおもうだろうとか
できうるかぎり、いろんなお客さんといろんな場面を想定して
3時間の設計書をつくりあげた。

はたして本当に楽しんでもらえたのか。
それは僕にはわからない。
このあたりの空気あったまってないなとか
この時間のメリハリ少し弱いなとか
感じながら修正できなかった自分がとてももどかしかった。

だけど、にけつデートリレーでみんなが外に出てきたときに
ぼくはちょっとうれしくなった
ぼくの想像をこえてみんなが楽しんでくれている気がした
それだけで今日、やってよかったって思った。

仲間を増やして一緒にイベントを作っていける人をとてもうらやましく思う。
結局今回も、事前準備はひとりでほとんどやってしまった。
それくらいに僕は人を巻き込んでいくのが苦手だ。
それはとてもとても残念なことだとおもう。

だけど、だけどね、
ぼくを後ろで支えてくれようとした人がいて
もくもくと料理を作ってくれる子がいて
何も言わずにバーテンをやってくれた人がいて
片付けを手伝ってくれる人がいて
テンパッてるぼくを助けてくれる。
そやって、ぼくのイベントではなぜだか当日の協力者が増えていく。

なんだかそういうイベントが好きなのだ
はじめてイベントを作ったときから「参加者」と「主催者」が
あいまいなイベントばかりを作ってきたから
足りないところは、気づいた人が補ってくれれば、
それはそれで楽しいんじゃないかっておもうんだ
参加者が作り手として入っていけるスペースはあっていいんだとおもったんだ


さて、このままでいいのかな?っておもう
ぼくはなんでイベントをするんだろうっておもう
僕が向かいたい先と僕が向かうべき先はまだズレている

それでも今日僕が一番感じたことは
もう後ろで見守ってちゃだめなんだってこと。
ぼくは裏方としてずっとずっと見守ってきたけど
それじゃあもう僕は満足できないんだなって知った。

人を巻き込んでいく力
人を気遣っていく力
前で場を暖めていく力

すべてがあればそりゃもう作り手としては申し分ないんだろうけれど
もう欲張らない。

人を巻き込めなくていい
人への気遣いが足りなくてもいい

そんなもんなくていいから
ぼくは絶対的なコンテンツ力と
ちょっぴりの司会力を持つ。
そう決めた。
それが一番ぼくっぽかったから。


さぁ夜が明ける。
錆びついたマシンガン持って今を撃ちぬいてやろう。
過去も未来も自分で変えられると知ったから。
全身全霊で弾をぶっぱなしてやろう。
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