2011年9月8日木曜日

第1回みよつこの部屋「ゲスト:がっちゃん」

さて、3ヵ月ほどあたためていた企画の第1回目がとうとう始まりました。
題して「みよつこの部屋」。

5年後の自分は、今の自分が作る。だから、ステキな未来を描くために、ステキな人からたくさんの刺激を受けよう。という思いではじめた企画であります。
要は、最近なかよくなった人と、たまには膝を突き合わせて、真面目に語り合ってみようじゃないかということですね。

というわけで第1回目はこの方。

がっちゃん

がっちゃんですね。
実は第1回目のゲストは、この家に引っ越してくるキッカケになった人を呼ぼうかと思っていたのですが、人生はタイミングだ!ということで、来年から関西に帰ってしまうがっちゃんを選んだのでした。

基本はモノづくりに関することやそのルーツを聞いていったわけですが、感じたことを2つほど書いておきましょうか。
その笑顔は自分と向き合った結果
がっちゃんの一番印象的なところといえば、やっぱり笑顔だと思うわけです。よく笑ってるなと思うし、いい笑顔だなと思う。(僕はあんなふうに笑えないからね)
そして、それは他人が悲しんでいる時ですら、明るさを作れる笑顔だと思う。がっちゃんがそんな笑顔でいられる理由を今日なんとなく知った気がする。

それは、「あなたが大切にしてる価値観はなんですか?」って質問したときに、
・感謝を忘れない
・めぐりめぐってくることを忘れない(いいこともわるいことも)
・ものをプラスとマイナス両方の面から見る
と答えたとき。

ただポジティブなだけじゃ、人が悲しんでいるときにこころのない笑顔になってしまう。痛みが分からないから。でもその辛さを分かった上で、その出来事をいい風に解釈できている。
他人に起こっている出来事を良い方向と悪い方向の両面を知っているからこそ、芯の強い笑顔になるんじゃないかなって思ったのさ。
予想外は自分の外にある
も一個はクリエイティブについて。がっちゃんは仕事の傍らジュエリーデザイナー?をしている。(表現は違うかもだけど)だから、ひとりのクリエイターとして、どんな風にものと向き合ってるのか、ものを作っているのか、聞いてみた。

その中で一番印象的だったのは、ジュエリーをつくるときの流れ。
まずは、お客さんと話をする。その会話の中で取り出した「その人が大切にしてること」や「心理状態」を絵に落とす。そして、その中で好きなものを選んでもらって、最終的なデザインができあがるらしい。

僕が企画を作るときは、基本プロダクトアウトだから、人の話は聞かないし、意見も求めない。それとは正反対なことに興味津々だった。

なんで?って何度か聞いた。なんで、人の話を聞くのかって。自分でデザインしたものを売らないのかって。そしたら「人と話してる中で自分にはなかった予想外のものが生まれるから」と言った。

あーそうだ。そーだったと思った。自分の頭の中だけじゃ予想通りのものしかできないから。だから、下見はしないんだって、水曜どうでしょうのディレクター・ふじやんが言ってたなーって思った。そして、それはここんとこ自分が忘れてたことだった。大切にしようとしていたのにもかかわらず。

面白いものは自分の中にはない。他人の中にある的なことをジブリのプロデューサー鈴木さんが言ってたっけ。あー忘れてた。

もうこの人はすごいなっておもった。この人はものづくりで大切なことをちゃんと知って、ちゃんと忘れないでいられるんだなって思った。


さてさて、2時間をざっくりまとめてみたがどうなんだろうか。
まだまだ自分の質問力はクリエイティブには程遠いし、はたしてがっちゃんの2時間をもらうに足りる時間であったのか、ほとほと疑問ではあるが、ま、1歩目はこんなところだろう。

次回は来週の火曜日(早っ!)ゲストはもう決まっている。
3回目のゲストにそろそろ声をかけないとなと思う今日この頃でした。


めざせ!友だち100人!!!
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