2011年2月23日水曜日

ユーストリーム・アイスクリーム

「大喜利をやりたい!」と友達に言われて、先週の金曜日に大喜利をやった。これない人もいたので、その人達向けにUstで中継をしてみた。そしたら、いつの間にか知り合いと、そのまた知り合いまで見てくれて、しかも、大喜利の回答まで参加してくれた。いつの間にか、リアルタイム参加型大喜利になってた。
お題がなくなれば、誰かが助け舟出してくれるし、回答に回答が重なって奇跡的な面白さをうんでいくし。「なんだよ!Ustってこんなにおもしろかったのか!」って思ったのでした。
今まで、何度かUstを使うことはあったけれど、それは、「自分の伝えたいことをみんなに伝える」メディアとしての活用だけだった。そうじゃないんだって、いまさら気づいたので、その時感じた「Ustの可能性」を覚え書き。

■□■面白さが重なっていく
大喜利のおもしろさは、

「ずば抜けておもしろい1つの回答」ではなく
「みんなが面白いことを思いつける切り口」なんだということ。

これは、ぼくの好みかもしれないけど、すげー面白い回答がちょこちょこあるより、人の回答にのっかって、それに付け足していく方が面白いと感じるのです。
面白さが重なっていく感じがたまらない。だって、それは、その時間、その人達がいなければ生まれなかった回答ばかりだから。連続性の中にあるものだから。

そして、それを生みやすいのがUstを使った大喜利のシステムなんじゃないかなと。
例えば、「ビートたけしの最新作がなんとアニメ。さて、そのタイトルとは?」っていうお題。これ、結構難しいと思ったんだよね。広げづらいなって。でも、「崖の上のダンカンこ馬鹿野郎」にはじまり、「ジブリ×たけし軍団」という切り口が生まれてからの回答の倍増っぷり。

・Ustだから、たくさんの人が同時に参加できて、切り口が生まれやすくなる
・twitterだから、たくさんの人がいても、一斉・同時に回答を出すことができて、切り口を拾いやすくなる

これにつきる。これが、僕の感じた大喜利のUstを使った可能性。

■□■Ust大喜利の拡張
このよさを、大喜利だけに閉じ込めておくのはもったいない!というか、僕はどうしても活用したい場所がある。それが「アイデア出し」の場!
ブレストブレストいうけれど、ぼくは、人を集めてアイデアを出すということに、ひとつ疑問を感じている。それは、

「しゃべれるのは基本一人」

その何が嫌か(=非効率に感じるか)っていうと、

「しゃべってない人が心のなかでふと思いついたことにアイデアの種がある」

から。だからこそ、全員からいろいろ意見を吸い上げたり、つまらなくてもいいから言ってみようとかの教訓があるだけれど、それでもやっぱり、しゃべるのは基本一人だし、すべてが吸い上げられるわけじゃない。
そ・こ・に・Ustを使うと、

「しゃべってるときに思いついたことはtwieetすればいい」
「twieetはログとして残るから、話が進んでも参照できる」

これで問題はズバッと解決!すんじゃねーかなーって。




というわけで、百聞は一見にしかず。やってみることにしました。


「金田一少年のUst」
真夜中、一室にこもる参加者それを見守るUst視聴者たち一斉に金田一少年の事件簿の同じ巻の同じ問題編をよみはじめるUst越しに推理を始め、そして・・・


「このコマのここあやしいんじゃね?」
「このセリフ絶対犯人でしょ!」
とかとか。間違ってた方向に進んでなんだよーってなったり、たったひとつのtwieetとヒラメキが重なって、犯人にたどり着いたり。
想像するだけで、わくわくがとまりません。

推理だってブレスト!ここで、ちょっとさらなるおもしろさをつかめたらなーっておもってとりあえずプチ企画。あー募集しないと。というか日程設定しないとー。


そんな雑感でした。
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