2011年5月28日土曜日

反省会USTの反省会

昨日は夜の9時から夜中の3時くらいまで、仲良しのマジシャン・ヒロキとAR三兄弟兼AR十三兄弟の長男・川田さんとUSTをいたしました。
いろいろ話すことを準備しようと思ったのに、結局何話していいか分からなくなり、緊張しかしなくなり、当日を迎え、川田さんの話を聞きたかったのに僕ら二人が基本話しまくる(しかも、相変わらず助長に)といういつもの反省会になったことに、やってる最中はたいそう楽しかったのですが、本当にこれがよかったのかと、やはり疑問に思ったので、昨日のまとめをしつつ、反省したいと思うのです。
プレゼンの中の省略
ロマンチック理数ナイトの失敗からAR十三兄弟オーディションのリベンジということで、まずは僕がどんなプレゼンをして、どこに理数ナイトの教訓が生かされてるのかを話し始めました。(くわしくはここhttp://studiovoice.jp/?p=10222

気をつけたことは「省略する=話し過ぎない」ということ。

たっくさん情報量があるなかで、それが垣間見える程度に、全体がなんとなく理解できる程度には話すけど、全ては話さないことを心がけました。その省略が逆にお客さんの興味を膨らませるかなって。

重力の話はある程度丁寧にやったけど、そのたとえは3つ書いときながら1つしか話さないし、まとめの学校にいたっては雰囲気しか伝えない。そうしないと時間がないのもあったんで。ただ、一番面白そうなところ、一番聞きたそうなところだけかいつまんだの。
結果だけ見れば今回は成功したって感じなんだけど、そのことを2人に説明しながらいろいろ思いついた。
ファンタジーと記憶
「学校とファンタジー」という僕のAR(っぽいもの)で大切な事は記憶想像力
僕らはだいたい12年くらい学校というものに通う。だからそこにはいろんな想い出と妄想が詰まってると思うの。その中で僕が大切にしたいのは「あったこと」でも「ありえないこと」でもなく、「あってほしかったこと」だったのです。

例えば、友だちと数人でお弁当を食べるっていうのは「あったこと」もしくは、やろうとおもったら普通にできること。んで、お弁当食べようとしたら空から魔法遣いが落ちてきたってのは「ありえないこと」けど、よく漫画とかではある。
んで、僕の言う「あってほしかったこと」ってのは、好きな女の子が「一緒にお弁当たべよ」っていきなり声かけてきて、どきどきしながら二人で廊下を歩く世界なのです。だれだってそうなれたらよかったなって思うだろうし、学生の時、妄想したんじゃないかい?
そういう「もしかしたら」とか「現実っぽい」ことって一番リアリティのある楽しいウソなんじゃないかなって。

妄想と過去がごっちゃになった「記憶」っていうのは、それだけで人を楽しませるし、一種のファンタジーなんじゃないかなって思っているのです。だから、僕は現実世界にこのファンタジーが拡張されたらとても楽しいと思ったのです。
前フリと想像力
そのためにどうするか。
例えば、T字路に「飛び出し注意」じゃなくて「パンをくわえた美少女飛び出し注意」って看板があったら、絶対ないとは思うけど、でももしかしたらありえるんじゃね?って、人はドキドキすると思いました。
そういう仕掛けを現実世界に組み込めば、記憶という名のファンタジーが起動し始めるんじゃないか。

そこにおけるキーワードは「前フリ」
絶対押すなよ!聞いたら、テレビを見てる人はこの後押すんだろうなって思うじゃない。んで、ほんとにそうなるのかな?って想像し始めるじゃない?その後、本当に落ちたら「やっぱり!」になるし、落ちなかったら「落とさないのかよ!」っていうツッコミになる。
でもどっちにしても楽しい。そして、みんな勝手に想像しちゃってる。
前フリってのは、人が無意識に想像してしまう重力を作るんだ。それは「絶対」って言葉だったり、「もしも」って言葉だったりいろいろかたちはあるけど、知らぬ間に僕らを想像の時間に連れていってくれる。


だから、僕は前フリという装置で人の想像力を浮き彫りにして、そうすることで記憶と拡張現実を作れるんじゃないかなって思ってる。

って、今思いました。はー書き始めて早に時間。まだ10%くらいしかかけてない。。。
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