2011年4月7日木曜日

アイデアの始点

アイデアってどうやったらポンポンって出てくるようになるんだろう。そんなことを時々かんがえます。
もっと面白いアイデアが浮かんだら。。。
もっとたくさんアイデアが浮かんがら。。。

うーんうーんと考え込みながらいっつも出てくるのは「アイデアがないという悩み」ばかり。
アイデアの本を読んだり、アイデアの出し方を練習したり、でも結局は、前よりいいアイデアが出てるのか、前より面白くなってるのかよくわからないまま終わっていきます。

そもそも「アイデア」とは何なのか?本来はそこから考えるべきでしょうが、なんか面白い着想を得た(と自分では思ってる)のでそのことについて書いてみたいと思います。

アイデアの始点とは
その着想とは「アイデアの始点」というもの。

ほら、時々ないですか?いきなりアイデアが溢れてくる瞬間。なにかしらの「よさげなアイデア」がばーって湧いてくる瞬間。いつの間にかアイデアが広がって、いろんな人がいろんなアイデアを出せて、そして、面白いものが出来上がっていく。そういう瞬間を体験したことないですか?

僕はあります。

そして、そこには、必ずとアイデアが溢れてくる発端になる言葉だったりイメージだったり経験だったり。そういうものがキッカケとして登場してくる。
それが、僕のいう「アイデアの始点」なのです。

アイデアの始点、3つのタイプ
もう少し詳しくアイデアの始点を深掘ってみます。
僕がいま考えうるアイデアの始点はいまのとこ3つのタイプに分かれます。

1:ストーリーの終点になる
例えば、
・主人公が男の推理小説
を書いてと言われても難しい。なんのイメージも湧かないから。すべてを全部1から考えないといけないから。でも、
・主人公が推理する直前に死ぬ推理小説
なら、ちょっとアイデアが湧いてこないかい?主人公は一体誰に殺されたのか、一体誰が推理するのか、てゆーか犯人バレバレじゃんとか。いくつか疑問が湧いてきて、それの答えを考えてるうちにストーリーラインが少し見えてくる。また詰まったら、同じようにストーリーの終点を作って、考えればいい。(アンタッチャブルのラジオのツッコミ先行宣言なんて、もろにそうだ。だれもわからんだろうけど)
アイデアを逆算的考えるための起点となるものがここでいう「アイデアの始点」だとおもう。

2:間を考えるキッカケになる
「富士山とかけて、長いほうきと説く」「その心は?」っていうなぞかけに代表される考え方。博報堂のある人はホームランアイデア法って呼んでたっけ。全然別のものをくっつけて新しいアイデアを考える。ま、なぞかけの場合はそこにさらに共通点を見出すんだけど。
アイデアというのは一種の答えだと思う。そして、答えというのは問いかけがないと生まれてこない。逆に言えば、問いかけを作らない限りアイデアは生まれてこないとも言える。
その問いかけのひとつがこれなんだ。とりあえず「推理小説」と「鬼」をもってきて、それで成り立つ物語考えてみろとか「フリクション」と「青空」で共通するもの考えてこいとか。
似て非なるものから何かが見えたとき、人ははーーー!ってアイデアが広がるのだと思う。
アイデアの問いかけを考えるための起点となるものがここで言う「アイデアの始点」だとおもう。

3:アイデアを惹きつける磁石になる
リアル脱出ゲームってのがあるんだ。そのタイトルは必ず「〜〜からの脱出」なんだ。
そして、この言葉がとても強い。「からの脱出」をつけようとすることでいろんなアイデアがでてくる。
息の詰まる会議室からの脱出
永久に終わらない日の出からの脱出
終わらないカウントダウンからの脱出
とかとか。
(ま、本当はあるとか終わらないとかもう一つ大切な単語が必要なんだけどさ)
脱出ゲーム好きなら行きたくなるものが自分でも思い浮かぶと思う。
ま、ちょっとマイナーすぎたのでもう少しメジャーなところに行くと、
「AKB48」とか「DA・YO・NE」とか。あー案外ぱっとおもいつかないや。
アイデアを拾ってくる起点となるものがここで言う「アイデアの始点」だとおもう。

最終的には3の磁石という概念が一番上位概念なんじゃないかとは思う。ひとつのフィルターが出来上がるというかアンテナができあがるというか、よく、アイデアを得たければ問題意識を持てというけれどそれに近い。必要なアイデアを引き寄せるための視点といってもいい。ま、そう言っちゃうとなんかふつーのアイデア本と変わらない気もしてるけど。
最後の3にはまだアイデアのフォーマットっていう着想もあるのでやっぱりまだ、まとめきれてない。

制約はアイデアの種というけれど、本当にそうだと実感。


そういう意味において、大喜利という形式は非常に参考になる。面白いアイデアを出すための方法論の宝庫だと思う。形式的にも問いかけの仕方的にも。
もう少し、インプットして、考えて、また言葉にまとめようと思う。


いろんな人に見てもらって、できれば感想というか間違いを指摘されたり、経験を聞いてみたいものだ。
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