2011年10月3日月曜日

僕の教科書


今日はいつになく不安が押しよせてきて、言葉にまとめることでなんとか解消しようとしたのだけど、全然言葉にならなくて、だから、綴ろうとした想いのうわ澄みだけでもすくいとって、なんとか言葉にしてみようと思ったんだ。

僕の将来は大丈夫なのかなって思う時がある。
自分らしく生きながら、ちゃんとご飯を食べられているのかなと心配になる。
好きな人と結婚して、子どもができて、家族を大切にできるのかなと不安になる。
わがままに生きてきたから、将来の安定なんて保証はどこにもない。
だから、自分なりに考えていろいろ種をまいてきた。
でも、それが実る様子は微塵もない。
だからなおさら不安にかられる。このままだと僕、ホームレスになるんじゃないかって。
最悪のシナリオを考えては、それを回避する戦略もアイデアもない自分にイライラする。
そうやって、僕の将来は大丈夫なのかなって思う時がある。

人を疑うことが増えてきた
素直になれない自分がいる
想いを閉ざすことに耐えられなくなる
しんどいからとすべてを捨ててしまおうと思う自分がいる
作り笑いがうまくなった気がする
ぶつかるのが嫌で言いたくても言わないことが時々ある


言えなかった言葉
言わなかった言葉
それは、時に甘酸っぱくて、時に愛おしい。誰かのためを想って、決めたことだから。届けられなかった言葉は今でも僕の中に残っている。

小骨がのどの奥に引っかかった時ように、チクチクする心の痛みは、きっと僕が自分を隠しているからなんだろう。

もし、ばあちゃんが死んだとしら。僕は自分の行き方に迷ったとき、いつもこのことを考える。
最後に僕の耳元で「晃一、あんたいま幸せかい?」って聞かれたとき、嘘偽りなく「あぁ、最高に幸せだね」って言える自分でありたい。それ以外のことが、すべておろそかになっても、その一つだけは、守ろうと決めている。
別に、ばあちゃんとそんな話をしたわけではないけれど、僕を愛し、僕を育ててくれた人たちの最後に、絶対に嘘はつきたくないなって思ったから。


たくさん人を傷つけてきた。
たくさん自分勝手に生きてきた。
それでも、自分に恥じない人生を歩んできた。
僕の幸せは、僕が僕らしく生きることだったから。

それでも、辛い。


僕はヒーローみたいに変身できない。
サンタクロースなんていない。
そうやって現実を理解したあの時みたいに、諦めてしまえばいい。
頑張っても届かない未来なんて諦めてしまえばいい。
めんどくさい気持ちなんて消し去ってしまえばいい。

そんなことを何百回も何千回も思った。
だけど、自分の気持ちに嘘はつけないし、それじゃあばあちゃんに笑顔を見せられない。
だから、僕はこの途方もない人生を目印もなく、ジグザクに進んでいくのだ。辛くて辛くて仕方がない夜を受け止めていくのだ。


なんでこんなに辛いのかわからない。
なんでこんなにネガティブなのかわからない。
もっと気楽に生きられたら、とても幸せなことだろう。
だけど、これが僕だから、もう少しだけ僕に付き合ってやろうかと今は思っている。
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