2012年3月29日木曜日

誕生日の僕に訪れた人生で一番のサプライズ

今日が誕生日だったんですよね。母さんから「20歳最後の年だね」って言われて、やっと29歳になったことに気づいたけれど、まぁ誕生日だったんですよ。

まぁ、ただ、祝われるのが苦手というか、リアクションが苦手なわけです。
めっちゃありがとうとか言えないし、サプライズのリアクションも薄いし。なんというか照れくささを隠すために無表情で。それがなんか申し訳なくて。だから、なるべく誕生日周りには予定を入れずひとりで過ごしておりました。

とはいえ、さすがに誕生日にひとりでいるのも寂しいなと思い、ちょっと考える。
誰か一緒にいてくれそうな人、あ、いや、今日という日に一緒にいたい人を思い浮かべてみた。京都にいこうかと思ったけれど、どうせ会ってくれないだろうと思い、マジシャンにメール。品川で返信がなければ、ふらっと旅行にでもいこうかとおもったけれど、ちょうど返信がきたので、一緒にご飯を食べた。

こんな日にまでリアル脱出ゲームの話を延々と3時間もさせられ、なんなんだ俺達はとおもったけれど、ここからが彼の真骨頂だった。

「僕は演出に関してはプロなんですよね」

的なことをコメントしていた彼。僕がトイレから帰ってくると、電気が消えて、お店全体がろうそくの灯りで満たされていたわけです。

「これなんですかね?」

って聞いたら、

「誕生日じゃないですか?」

と言ってきたので、ドキッとした。なんだその早出しは!



とおもったら、単なる電気の故障だったらしく、すぐに元通りに。そのまま、また小話を続けていたら、パッと電気が落ちる。。。そして、Happy Birthdayの音楽が!!!

「こいつ、一回上げて下げてさらに上げて下げてからのーーー上げるのか!」

って思って、さすが演出のプロ!上げ下げするとこんなにもサプライズ感が高まるんだな!って思った。すげーって思った。



ケーキがホールから運ばれてくる。運ばれてくる。運ばれてくる。。。



そして、素通りしていく!!!



そう、何を隠そう、たまたま、今日誕生日の人が別にいただけだった!!!
なんだこれ!なんの取り越し苦労だ!!恥ずかしいったらありゃしない!!!
返してこのドキドキを!!!

って思いました。Happy Birthdayが流れている間、1分ぐらい、マジシャンと目を見つめ合ったのだけれど、僕の目は「僕誕生日なんですけど、これは僕用ですか?」だったんだけど、ヒロキの目は一体なんだったのか。そもそも僕の誕生日を知っていたのか。。。



今となっては永遠の謎です。
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